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遠藤さん「ものづくりコン」東海大会へ

東海大会に備え、旋盤機で練習を積む遠藤さん=豊川工業高校で
東海大会に備え、旋盤機で練習を積む遠藤さん=豊川工業高校で

 豊川工業高校(佐藤泰嗣校長)の電子機械科3年・遠藤史貴さん(17)が、先月26日に名古屋市の県総合工科高校で開かれた「第24回愛知県高校工業教育研究会総合競技大会」の旋盤作業の部で準優勝し、8月23、24日の高校生ものづくりコンテスト全国大会機械旋盤作業部門東海大会への出場を決めた。
 学校代表で出場した遠藤さんは制限時間2時間50分の中、旋盤機を使って丸状の鉄を加工し、組み合わせて課題作品を完成させた。1000分の1という精度の正確さが求められ、遠藤さんは時間配分や寸法の測定でミスはあったものの、上位3人が出場できる東海大会への出場を決め、同校では4年連続の選出となった。
 旋盤技能士3級の資格を取得した際に「自分の手で一からものを作り上げ、完成した時の達成感が楽しい」と夢中になった。作業の早さなどが評価されて授業後2~3時間の練習を積み重ね、5月に卓球部引退後はメカトロ研究部に転部し、技術を高めてきた。
 制限時間は2時間半となる東海大会の会場は、再び県総合工科高校。11月に予定される全国大会も同じ会場で、出場するには東海大会の優勝だけでなく地元枠のチャンスもあるだけに、地の利を生かしたいところだ。「日々の練習を一つ一つ大切に、持てる能力をすべて出し切り、悔いのないような大会にしたい」と見据える。
(由本裕貴)

 豊川工業高校(佐藤泰嗣校長)の電子機械科3年・遠藤史貴さん(17)が、先月26日に名古屋市の県総合工科高校で開かれた「第24回愛知県高校工業教育研究会総合競技大会」の旋盤作業の部で準優勝し、8月23、24日の高校生ものづくりコンテスト全国大会機械旋盤作業部門東海大会への出場を決めた。
 学校代表で出場した遠藤さんは制限時間2時間50分の中、旋盤機を使って丸状の鉄を加工し、組み合わせて課題作品を完成させた。1000分の1という精度の正確さが求められ、遠藤さんは時間配分や寸法の測定でミスはあったものの、上位3人が出場できる東海大会への出場を決め、同校では4年連続の選出となった。
 旋盤技能士3級の資格を取得した際に「自分の手で一からものを作り上げ、完成した時の達成感が楽しい」と夢中になった。作業の早さなどが評価されて授業後2~3時間の練習を積み重ね、5月に卓球部引退後はメカトロ研究部に転部し、技術を高めてきた。
 制限時間は2時間半となる東海大会の会場は、再び県総合工科高校。11月に予定される全国大会も同じ会場で、出場するには東海大会の優勝だけでなく地元枠のチャンスもあるだけに、地の利を生かしたいところだ。「日々の練習を一つ一つ大切に、持てる能力をすべて出し切り、悔いのないような大会にしたい」と見据える。
(由本裕貴)

東海大会に備え、旋盤機で練習を積む遠藤さん=豊川工業高校で
東海大会に備え、旋盤機で練習を積む遠藤さん=豊川工業高校で

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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