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高校野球東愛知大会組み合わせ抽選会

カテゴリー:スポーツ

くじを引く桜丘の小柳津主将(手前)ら東愛知のシード校の代表生徒たち=刈谷市総合文化センターで
くじを引く桜丘の小柳津主将(手前)ら東愛知のシード校の代表生徒たち=刈谷市総合文化センターで
桜丘との「豊橋ダービー」を引き当てた時習館・三好主将=同
桜丘との「豊橋ダービー」を引き当てた時習館・三好主将=同
元気に番号を読み上げる御津の太田主将=同
元気に番号を読み上げる御津の太田主将=同

 夏の甲子園出場を懸け、東西に分かれて開かれる第100回全国高校野球選手権愛知大会(30日開幕)の組み合わせ抽選会が16日、刈谷市総合文化センターで行われた。東愛知大会には三河、知多地区から85校が出場。東三河からは24校が挑み、桜丘と時習館による「豊橋ダービー」が初戦で実現するなど、早くも熱戦の様相だ。
 シード校の桜丘が入ったAブロック。その初戦の相手となるくじ番号「1」に入ったのが、同じ豊橋市にある時習館だ。大会4日目となる7月8日の第3試合、決戦の場所は豊橋市民球場だ。
 春の東三河地区予選は決勝で豊川を破って優勝。優勝候補の桜丘は、主将の小柳津裕太捕手(3年)が抽選に臨んだ。1年時からレギュラーで、同年秋には東海大会も経験し、同校初の甲子園に懸ける思いは人一倍強い。時習館との初戦に「強いイメージがある。初戦に向けてさらに調整を念入りにしないと」と口元を引き締めた。
 対する時習館も、主将の三好伸平捕手(3年)がくじを引いた。バッテリーを組むエースの三浦大輝投手(3年)は140㌔超の速球が冴える大会注目右腕だ。打線もつなぐ打撃で得点を刻む。三好は「桜丘が強いのは分かっている。最初に強いチームと当たるのはモチベーションが上がる」と武者震いした。
 こちらも優勝候補の豊川は、元投手の佐藤颯さん(3年)がくじを引いた。左肩の故障でプレーできなくなったが、学生コーチとしてチームを支え、仲間の推薦で大役を任された。伝統の合掌から抽選に臨み、同じDブロックには渥美農業や豊田西、前回東愛知大会の2008年に優勝した大府などが入ってきた。「力のあるチームとやれるので、みんな気合が入ると思う。メンバー外の人も懸命にサポートしたい」と意気込んだ。
 同じシードの豊橋中央はGブロックで、安城学園がライバルとなる。Fブロックの国府は初戦で愛産大三河と戦う。

東三河勢11校が豊橋市民球場で初戦

 シードの桜丘や豊川、豊橋中央を始め、東三河勢の11校が地元・豊橋市民球場で初戦を戦う権利を手にした。抽選はシード校抽選の後、地元残留抽選、フリー抽選の順番で行われ、地元残留抽選では豊丘、豊橋工業、新城東、豊橋西、豊橋商業が引き当て、初戦の会場が豊橋市民球場となった。このうち、豊丘は蒲郡東と、豊橋商業は蒲郡と対戦する。
 Hブロックでは、大会3日目の7月7日に豊田球場で、御津と三谷水産による「三河湾ダービー」が実現。創部6年目にして夏の初白星を目指す御津の太田康介主将(3年)は「応援もたくさん来てもらえると思う。今までやってきたことを出して、まずは1勝を挙げたい」と話した。
 今大会は延長12回まで決着が付かない場合、13回無死一、二塁から、12回までの打順を引き継ぐ継続打順で再開するタイブレーク制を導入。東愛知、西愛知大会共に4回戦終了後に再び抽選を行い、準々決勝以降の組み合わせを決める。
 開会式は今月30日にパロマ瑞穂野球場で合同で実施。春季県大会を制した誉の主将が選手宣誓を行う。
(由本裕貴)

 夏の甲子園出場を懸け、東西に分かれて開かれる第100回全国高校野球選手権愛知大会(30日開幕)の組み合わせ抽選会が16日、刈谷市総合文化センターで行われた。東愛知大会には三河、知多地区から85校が出場。東三河からは24校が挑み、桜丘と時習館による「豊橋ダービー」が初戦で実現するなど、早くも熱戦の様相だ。
 シード校の桜丘が入ったAブロック。その初戦の相手となるくじ番号「1」に入ったのが、同じ豊橋市にある時習館だ。大会4日目となる7月8日の第3試合、決戦の場所は豊橋市民球場だ。
 春の東三河地区予選は決勝で豊川を破って優勝。優勝候補の桜丘は、主将の小柳津裕太捕手(3年)が抽選に臨んだ。1年時からレギュラーで、同年秋には東海大会も経験し、同校初の甲子園に懸ける思いは人一倍強い。時習館との初戦に「強いイメージがある。初戦に向けてさらに調整を念入りにしないと」と口元を引き締めた。
 対する時習館も、主将の三好伸平捕手(3年)がくじを引いた。バッテリーを組むエースの三浦大輝投手(3年)は140㌔超の速球が冴える大会注目右腕だ。打線もつなぐ打撃で得点を刻む。三好は「桜丘が強いのは分かっている。最初に強いチームと当たるのはモチベーションが上がる」と武者震いした。
 こちらも優勝候補の豊川は、元投手の佐藤颯さん(3年)がくじを引いた。左肩の故障でプレーできなくなったが、学生コーチとしてチームを支え、仲間の推薦で大役を任された。伝統の合掌から抽選に臨み、同じDブロックには渥美農業や豊田西、前回東愛知大会の2008年に優勝した大府などが入ってきた。「力のあるチームとやれるので、みんな気合が入ると思う。メンバー外の人も懸命にサポートしたい」と意気込んだ。
 同じシードの豊橋中央はGブロックで、安城学園がライバルとなる。Fブロックの国府は初戦で愛産大三河と戦う。

東三河勢11校が豊橋市民球場で初戦

 シードの桜丘や豊川、豊橋中央を始め、東三河勢の11校が地元・豊橋市民球場で初戦を戦う権利を手にした。抽選はシード校抽選の後、地元残留抽選、フリー抽選の順番で行われ、地元残留抽選では豊丘、豊橋工業、新城東、豊橋西、豊橋商業が引き当て、初戦の会場が豊橋市民球場となった。このうち、豊丘は蒲郡東と、豊橋商業は蒲郡と対戦する。
 Hブロックでは、大会3日目の7月7日に豊田球場で、御津と三谷水産による「三河湾ダービー」が実現。創部6年目にして夏の初白星を目指す御津の太田康介主将(3年)は「応援もたくさん来てもらえると思う。今までやってきたことを出して、まずは1勝を挙げたい」と話した。
 今大会は延長12回まで決着が付かない場合、13回無死一、二塁から、12回までの打順を引き継ぐ継続打順で再開するタイブレーク制を導入。東愛知、西愛知大会共に4回戦終了後に再び抽選を行い、準々決勝以降の組み合わせを決める。
 開会式は今月30日にパロマ瑞穂野球場で合同で実施。春季県大会を制した誉の主将が選手宣誓を行う。
(由本裕貴)

くじを引く桜丘の小柳津主将(手前)ら東愛知のシード校の代表生徒たち=刈谷市総合文化センターで
くじを引く桜丘の小柳津主将(手前)ら東愛知のシード校の代表生徒たち=刈谷市総合文化センターで
桜丘との「豊橋ダービー」を引き当てた時習館・三好主将=同
桜丘との「豊橋ダービー」を引き当てた時習館・三好主将=同
元気に番号を読み上げる御津の太田主将=同
元気に番号を読み上げる御津の太田主将=同

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