田原・伊良湖岬中3年A組が全国ダンスコン出場

　田原市立伊良湖岬中学校３年Ａ組の29人が27日、東京都内で開催される第４回「全国小・中学校リズムダンスふれあいコンクール」（内閣府、文部科学省など後援）に出場する。
　学校として２年ぶり２度目の出場。29人はクラス一丸となって優勝の文部科学大臣賞を目指す。
　コンクールは学級単位での出場がルール。児童生徒の絆を深めたり、思い出づくりなど教育の一環として実施されている。Ａ組は東海大会予選を経て、代表校に選出され、出場を決めた。
　全国各地の中学校18学級が出場する規定曲部門（２分弱）で、振り付けは一部規定だが、創作の部分は学級内で意見を出し合って考えた。曲の歌詞に沿った振りに仕上げつつ、序盤のウェーブなど、学級の一体感やまとまりを見せ場として盛り込んでいる。
　このほど同市総合体育館で花井隆教育長にダンスを披露。「連帯とバランス、元気と笑顔を大切に踊ります」と一同で決意を語り、「心を１つに優勝目指して頑張ってください」と激励を受けた。
　来春は卒業を迎える29人。クラス全体で動く大きな行事はこれで最後。小久保美々さんと間瀬夏妃さんは「優勝できるように、今までで一番最高の出来と思える踊りを見せたい」、木邨聡志君は「練習の成果を出し切り、みんなといい思い出をつくりたい」とそれぞれ意気込みを話した。
（千葉敬也）