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「田原のサッカー普及へ」ロシアでW杯観戦

日本の歴史的勝利を見届けた(右から)有司さん、悠太君、礼華さん、満さん(小笠原さん提供)
日本の歴史的勝利を見届けた(右から)有司さん、悠太君、礼華さん、満さん(小笠原さん提供)
コロンビアサポーターの子と交流する悠太君㊧(同)
コロンビアサポーターの子と交流する悠太君㊧(同)

 サッカーW杯ロシア大会は日本時間19日夜、1次リーグ初戦で日本が2-1でコロンビアに勝った。日本サッカー界の歴史的勝利に、TAHARA・FC(田原市)でコーチを務める小笠原有司さん(40)と、長男で同クラブ所属の悠太君(8)=田原市立神戸小3=らが、4万人以上が来場した現地会場で観戦した。
 有司さんは悠太君と長女・礼華さん(11)、父・満さん(67)と4人で18日に日本を出発。ロシア・サランスクで歴史的勝利を見届けた。
 前半6分、日本がPKを獲得すると香川選手が決めて先制。同39分にFKで同点とされたが、後半28分に左CKから大迫選手がヘディングシュートで勝ち越した。
 会場はコロンビアサポーターが黄色に染めた。有司さんらは日の丸などを手に、日本サポーターと声援を送った。悠太君は「コロンビアの応援がすごかったけど、日本が勝ってよかった。もっとクラブで活躍して、将来はサッカー選手になってW杯に出たいと思った」と話した。
 会場や周辺では海外の人々とも交流。礼華さんは「世界中の人たちと1日中ずっと記念写真を撮ったりして楽しかった」。満さんも「初めてサッカー観戦をしたが、W杯がどれだけ大きな大会なのかを実感した。海外の人たちの熱気は本当にすごい」と振り返った。
 有司さんは、田原市内の学校にサッカー部がなく、有望選手は市外へ進学する現状も考慮し「もっとサッカーを広めたい」と現地へ赴いた。日本から持参したボールで各国サポーターとも交流。「サッカーのグローバル性は、これからの子どもたちに必要不可欠な国際感覚を身につける素晴らしいスポーツだと感じた」と強調した。
(由本裕貴)

 サッカーW杯ロシア大会は日本時間19日夜、1次リーグ初戦で日本が2-1でコロンビアに勝った。日本サッカー界の歴史的勝利に、TAHARA・FC(田原市)でコーチを務める小笠原有司さん(40)と、長男で同クラブ所属の悠太君(8)=田原市立神戸小3=らが、4万人以上が来場した現地会場で観戦した。
 有司さんは悠太君と長女・礼華さん(11)、父・満さん(67)と4人で18日に日本を出発。ロシア・サランスクで歴史的勝利を見届けた。
 前半6分、日本がPKを獲得すると香川選手が決めて先制。同39分にFKで同点とされたが、後半28分に左CKから大迫選手がヘディングシュートで勝ち越した。
 会場はコロンビアサポーターが黄色に染めた。有司さんらは日の丸などを手に、日本サポーターと声援を送った。悠太君は「コロンビアの応援がすごかったけど、日本が勝ってよかった。もっとクラブで活躍して、将来はサッカー選手になってW杯に出たいと思った」と話した。
 会場や周辺では海外の人々とも交流。礼華さんは「世界中の人たちと1日中ずっと記念写真を撮ったりして楽しかった」。満さんも「初めてサッカー観戦をしたが、W杯がどれだけ大きな大会なのかを実感した。海外の人たちの熱気は本当にすごい」と振り返った。
 有司さんは、田原市内の学校にサッカー部がなく、有望選手は市外へ進学する現状も考慮し「もっとサッカーを広めたい」と現地へ赴いた。日本から持参したボールで各国サポーターとも交流。「サッカーのグローバル性は、これからの子どもたちに必要不可欠な国際感覚を身につける素晴らしいスポーツだと感じた」と強調した。
(由本裕貴)

日本の歴史的勝利を見届けた(右から)有司さん、悠太君、礼華さん、満さん(小笠原さん提供)
日本の歴史的勝利を見届けた(右から)有司さん、悠太君、礼華さん、満さん(小笠原さん提供)
コロンビアサポーターの子と交流する悠太君㊧(同)
コロンビアサポーターの子と交流する悠太君㊧(同)

カテゴリー:社会・経済 / スポーツ

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