23日に「東三河鈴木政経塾」スタート

　「入塾資格不要。ゆえに卒塾なし。あるのは在塾議」―。これをモットーとする「東三河鈴木政経塾」が23日スタートする。塾長は元衆院議員の鈴木克昌氏。名誉塾長には鈴木修スズキ会長が就任する。「グローバルな視野を持ち、地域を考え、地域づくりに貢献できる塾にしたい」。開塾を前にした克昌塾長の抱負だ。
　23日の第１回講義は豊川市諏訪の市民プラザ・プリオで開かれ、約２００人が参加する予定だ。
　「誰でも入ることの出来る塾。講義は出られる時に参加すればいい。自由な運営をしていく」（克昌塾長）。現在の入塾申し込みは高校生から85歳までいる。東三河だけでなく静岡や岡崎、豊田地域の人も多い。「なかには福井や岐阜県の人もいる」と言う。
　23日は、克昌塾長が塾の趣旨を説明し、鈴木名誉塾長に次いで、元三重県知事の北川正恭・早稲田大学教授が講義を行う。
　今後は豊橋や豊川、蒲郡、新城で巡回開催する予定。講師は政治や経済、外交、文化の専門家を招いていく。評論家の植草一秀氏や同大学名誉教授の田村正勝氏の来塾が決まっている。
　入塾費は２０００円。初回に支払えば、後の会費や聴講料はなし。問い合わせは、０７０・１６１８・４８７７（藤田事務局員）まで。