県大会初優勝 豊橋のバスケクラブチームが全国へ

　豊橋市の中学生バスケットボールチーム「ＳｆｉｄＢｌｕ（スフィードブルー）」がクラブチームの県ジュニアバスケットボール選手権大会男子で初優勝し、来年１月の全国選手権大会出場を決めた。26日には、同市役所に山西正泰教育長を訪問、大会を振り返りつつ全国への抱負を述べた。
　75チームが参加した県大会の決勝は全国常連の「Ａｌｗａｙｓ」と対戦し、延長戦の末に破った。創立４年目ながら豊橋のクラブチームで初優勝を果たした。
　選手の身長は決して高くはないが、よく走れてスピードがあり、全員が得意技を持っていて得点できるという。
　全国選手権大会は１月７日から３日間、豊田市で開かれる。24チームが予選リーグを競い、勝ち上がったチームが決勝トーナメントに挑む。
　キャプテンの市立二川中学校３年・田中駿君は「愛知県、豊橋市の代表として恥ずかしくないよう全員が一丸となってすばらしいプレーをしたい。予選を抜け、決勝で全力を出し切る」と意気込みを示した。
　山西教育長は、接戦を制しながら勝ち上がった県大会の戦いをたたえ、全国に向け「支えてくれた仲間、先生、監督、家族ら全ての人に感謝して謙虚な気持ちで試合に臨んでほしい。人としての成長を期待しています」と激励した。
　田中君以外の選手は次の皆さん。
　村口宗羅、中西忍鳳、尾崎飛舞、山本蓮、野元拓宏、飯島一夢、鵜飼司、古田龍人、宇野壮音、中村薫、嶋晃佑、藤田有希翔、西郷隆平、中泉零真
（中村晋也）