文字の大きさ

豊川で第1回東三河鈴木政経塾

第1回講義に臨んだ鈴木克昌塾長㊧と北川氏=豊川市民プラザで
第1回講義に臨んだ鈴木克昌塾長㊧と北川氏=豊川市民プラザで
あいさつする鈴木修名誉塾長=同
あいさつする鈴木修名誉塾長=同

 元衆院議員の鈴木克昌氏(74)が塾長を務める「東三河鈴木政経塾」の第1回講義が23日、豊川市諏訪の市民プラザであり、16歳から85歳までの塾生151人が参加した。
 克昌氏は、昨年政治家を退いた際に、長年交流のある自動車メーカー・スズキの鈴木修会長(88)から勉強会の主宰を勧められたことを明かし「ようやくこの日を迎えた。卒業証書はなく、死ぬまで勉強。私も初心に戻り、皆さんと一緒に勉強させていただく」とあいさつした。
 名誉塾長を務める修会長も、スズキ豊川工場が今年7月で撤退することを挙げて「豊川市には長年お世話になった。恩返しの意味も込めて提案した。政治に関心を持ち、善良な市民の一端を担う講義にしてほしい」と話した。
 この日は元三重県知事で、早稲田大学教授の北川正恭氏(73)が講師を務め、戦後73年の歴史に見る政治の変遷や、情報革命について持論を展開。安倍政権の地方創生には「国にやらされているだけ。自分たちで自分の街を考える習慣を身につけないと、地方は国に勝てない。地方から日本を変えるのが真の民主主義。そのために、この政経塾は長く続けてほしい」と期待した。
 出席者には、この日発行された克昌氏の著書「国と地方への挑戦」(税抜1200円)が配られた。政経塾は4年にわたり年4回、豊橋、蒲郡、新城を含めた4市の持ち回りで展開し、合計16回を開催。次回は9月15日に蒲郡商議所で経済評論家・植草一秀氏の講義を行う。
(由本裕貴)

 元衆院議員の鈴木克昌氏(74)が塾長を務める「東三河鈴木政経塾」の第1回講義が23日、豊川市諏訪の市民プラザであり、16歳から85歳までの塾生151人が参加した。
 克昌氏は、昨年政治家を退いた際に、長年交流のある自動車メーカー・スズキの鈴木修会長(88)から勉強会の主宰を勧められたことを明かし「ようやくこの日を迎えた。卒業証書はなく、死ぬまで勉強。私も初心に戻り、皆さんと一緒に勉強させていただく」とあいさつした。
 名誉塾長を務める修会長も、スズキ豊川工場が今年7月で撤退することを挙げて「豊川市には長年お世話になった。恩返しの意味も込めて提案した。政治に関心を持ち、善良な市民の一端を担う講義にしてほしい」と話した。
 この日は元三重県知事で、早稲田大学教授の北川正恭氏(73)が講師を務め、戦後73年の歴史に見る政治の変遷や、情報革命について持論を展開。安倍政権の地方創生には「国にやらされているだけ。自分たちで自分の街を考える習慣を身につけないと、地方は国に勝てない。地方から日本を変えるのが真の民主主義。そのために、この政経塾は長く続けてほしい」と期待した。
 出席者には、この日発行された克昌氏の著書「国と地方への挑戦」(税抜1200円)が配られた。政経塾は4年にわたり年4回、豊橋、蒲郡、新城を含めた4市の持ち回りで展開し、合計16回を開催。次回は9月15日に蒲郡商議所で経済評論家・植草一秀氏の講義を行う。
(由本裕貴)

第1回講義に臨んだ鈴木克昌塾長㊧と北川氏=豊川市民プラザで
第1回講義に臨んだ鈴木克昌塾長㊧と北川氏=豊川市民プラザで
あいさつする鈴木修名誉塾長=同
あいさつする鈴木修名誉塾長=同

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

 PR

PR