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皆勤校で時習館高主将が甲子園入場行進

カテゴリー:スポーツ

100大会連続出場を記念し、OB会から贈られた横断幕と野球部員、OBら=時習館高校で
100大会連続出場を記念し、OB会から贈られた横断幕と野球部員、OBら=時習館高校で

 この夏の第100回全国高校野球選手権記念大会開会式で、第1回大会から地方大会に出場し続けている全国の皆勤15校の1校として県立時習館高校(豊橋市)の主将が入場行進に参加する。22日には、同校野球部OB会が記念に応援の横断幕を贈った。
 第1回大会は1915(大正4)年。時習館は、前身の愛知県立第四中学校時代から地方大会に出場し、戦中戦後の混乱期も乗り越え、一度も欠場していない。第2回大会では全国大会にも出ている古豪だ。東海地方の皆勤校は、他に県内の旭丘、岐阜県の岐阜の2校だけ。
 学校のグラウンドを訪れたOB会の中田薫会長(67)は、練習前の後輩たちに横断幕を手渡し「体調、作戦など準備万端にして(初戦の)7月8日を迎え、ベストパフォーマンスをしてほしい」と期待を寄せた。
 縦約1㍍、横約5㍍の横断幕は紺色に「必勝」と、江戸時代の藩校時習館から受け継がれている扁額に書かれた同じ字体の「時習館」の文字。「100大会連続出場記念」も入っている。中田会長は「以前の横断幕より字を大きくした。外野手からも分かると思う。OBのパワーを吸い取ってプレーしてもらえれば」と思いを話した。
 横断幕を受け取った3年・三好伸平主将(17)は「応援を力にかえ、伝統を感じながらプレーしたい。まず初戦を勝ち、決勝まで行って甲子園です」とOBの応援に応えた。
 全国大会は8月5日、阪神甲子園球場で開幕。三好主将がこの日の開会式で甲子園の土を踏むが、部員たちは「1人では行かせない。全員で甲子園」と一致団結している。初戦の相手は、同じ豊橋市内の強豪・私立桜丘高校。「豊橋ダービー」勝利に向けて練習に励んでいる。
(中村晋也)

 この夏の第100回全国高校野球選手権記念大会開会式で、第1回大会から地方大会に出場し続けている全国の皆勤15校の1校として県立時習館高校(豊橋市)の主将が入場行進に参加する。22日には、同校野球部OB会が記念に応援の横断幕を贈った。
 第1回大会は1915(大正4)年。時習館は、前身の愛知県立第四中学校時代から地方大会に出場し、戦中戦後の混乱期も乗り越え、一度も欠場していない。第2回大会では全国大会にも出ている古豪だ。東海地方の皆勤校は、他に県内の旭丘、岐阜県の岐阜の2校だけ。
 学校のグラウンドを訪れたOB会の中田薫会長(67)は、練習前の後輩たちに横断幕を手渡し「体調、作戦など準備万端にして(初戦の)7月8日を迎え、ベストパフォーマンスをしてほしい」と期待を寄せた。
 縦約1㍍、横約5㍍の横断幕は紺色に「必勝」と、江戸時代の藩校時習館から受け継がれている扁額に書かれた同じ字体の「時習館」の文字。「100大会連続出場記念」も入っている。中田会長は「以前の横断幕より字を大きくした。外野手からも分かると思う。OBのパワーを吸い取ってプレーしてもらえれば」と思いを話した。
 横断幕を受け取った3年・三好伸平主将(17)は「応援を力にかえ、伝統を感じながらプレーしたい。まず初戦を勝ち、決勝まで行って甲子園です」とOBの応援に応えた。
 全国大会は8月5日、阪神甲子園球場で開幕。三好主将がこの日の開会式で甲子園の土を踏むが、部員たちは「1人では行かせない。全員で甲子園」と一致団結している。初戦の相手は、同じ豊橋市内の強豪・私立桜丘高校。「豊橋ダービー」勝利に向けて練習に励んでいる。
(中村晋也)

100大会連続出場を記念し、OB会から贈られた横断幕と野球部員、OBら=時習館高校で
100大会連続出場を記念し、OB会から贈られた横断幕と野球部員、OBら=時習館高校で

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