高校野球東愛知大会 新城東作手-碧南工業
崖っぷちからはい上がってきた2人の戦いが終わった。新城東作手は1-6で碧南工業に敗れ初戦敗退。それでもエース竹生裕貴投手(3年)は10安打自責2で完投。主将で4番の山本流聖外野手(3年)は先制適時打を含む1安打2四球と意地を見せた。
1年時の夏、当時3年生が引退すると部員は竹生と山本の2人だけになった。平日はひたすら素振りやトスバッティング。秋と翌春は三谷水産に合同チームとして受け入れられ、週末は共に豊川市の自宅から蒲郡市の三谷水産へ練習に通った。「野球を辞めようと思ったことはなかった。野球が自分を成長させてくれた」と山本。後輩も入部し、今大会は12人で出場した。春の練習試合で20 点差以上で敗れた碧南工業と、この日は9回まで戦えた。
竹生も「負けたけど、山本と一緒に少しずつうまくなって、チームで試合ができるまでになった」と成長を実感した。2人は夏の勝利を挙げることはできなかったが、竹生は「後輩たちが勝ってくれると思う」と託した。
(由本裕貴)
1回戦
新城東作手
100000000|1
02002200X|6
碧南工業
(作)竹生-清水
(碧)深津、横井、山下-石井
崖っぷちからはい上がってきた2人の戦いが終わった。新城東作手は1-6で碧南工業に敗れ初戦敗退。それでもエース竹生裕貴投手(3年)は10安打自責2で完投。主将で4番の山本流聖外野手(3年)は先制適時打を含む1安打2四球と意地を見せた。
1年時の夏、当時3年生が引退すると部員は竹生と山本の2人だけになった。平日はひたすら素振りやトスバッティング。秋と翌春は三谷水産に合同チームとして受け入れられ、週末は共に豊川市の自宅から蒲郡市の三谷水産へ練習に通った。「野球を辞めようと思ったことはなかった。野球が自分を成長させてくれた」と山本。後輩も入部し、今大会は12人で出場した。春の練習試合で20 点差以上で敗れた碧南工業と、この日は9回まで戦えた。
竹生も「負けたけど、山本と一緒に少しずつうまくなって、チームで試合ができるまでになった」と成長を実感した。2人は夏の勝利を挙げることはできなかったが、竹生は「後輩たちが勝ってくれると思う」と託した。
(由本裕貴)
1回戦
新城東作手
100000000|1
02002200X|6
碧南工業
(作)竹生-清水
(碧)深津、横井、山下-石井