文字の大きさ

上半期の東三河交通事故状況

 夏の交通安全県民運動が11日から県内一斉に始まる。東三河6署では20日までの期間中、関係団体などと連携して啓発キャンペーンや街頭監視などで交通事故防止の徹底を図る。6月末(暫定値)現在で各署の今年の交通事故状況(かっこ内は前年同期比)と期間中の主な行事は次の通り。
 【豊橋署】死亡事故が6件(1件増)6人(1人増)で、人身事故総数は1049件(137件減)1274人(181人減)。死亡事故の約7割が高齢者の交差点内、または歩行中の事故。車同士の事故では衝突や出会い頭の事故が多くなっている。昼過ぎに事故が多いが、時間ごとでは夕方が一番多くなっている。
 交通ボランティアなどが一堂に会しての県民運動開会式と公会堂前での呼び掛け(11日)を皮切りに、主要交差点や小学校、保育園周辺での交通大監視(13日)などを行う。
 【豊川署】死亡事故は1件(2件減)1人(2人減)で、人身事故総数が519件(69件減)618人(103人減)。国道1号や151号などの幹線道路での追突や出会い頭の事故、通勤通学時間帯の事故が多い。自転車と車の事故も減ってきているが全体の約15%が占めている。
 市役所での出発式と大監視(11日)や交差点約30カ所での赤色灯点灯によるレッドライト作戦(同)などを行う。
 【蒲郡署】死亡事故は0件(3件減)0人(3人減)で、人身事故総数が175件(52件減)212人(90人減)。約1年2カ月、死亡事故ゼロが続く。幹線道路や市役所前通りの事故が約4割を占めている。追突と出合い頭の事故が約7割。通勤通学時間帯の事故も多い。
 国道23号蒲郡インター出入り口付近での「シートベルト・チャイルドシート全席着用キャンペーン」(13日)や大塚公民館までの「飲酒運転根絶キャンペーン」(同)などを行う。
 【新城署】死亡事故が2件(1件増)2人(増減なし)で、人身事故総数が81件(12件増)97人(4人増)。交差点での出会い頭や右左折中の事故が多い。歩行中や車を運転中の高齢者の事故も多くなっている。
 舟着小前交差点など各地区数カ所での一斉大監視(13日)やパトカーによる管内交通広報、ピアゴ新城での交通啓発キャンペーン(11日)などを行う。
 【田原署】死亡事故は3件(2件増)3人(2人増)で、人身事故総数は92件(3件増)113人(12人減)。横断中の事故が多くなっており、事故の約3割が高齢者。日中の事故が一番多いが、午後6時以降の事故も増加傾向。
 カーマ渥美店前での啓発キャンペーン(11日)や緑が浜交差点でトヨタグループとの交通大監視(13日)などを行う。
 【設楽署】死亡事故は1件1人で昨年同期と同数。人身事故総数は8件(9件減)11人(8人減)。物損事故と合わせると単独事故が多い。時間帯や発生場所はさまざま。
 北設楽郡内や旧稲武町でのダンプカーパレードと保育園訪問(11日)や主要交差点での街頭大監視(13日)などを行う。
(井嶋義典)

 夏の交通安全県民運動が11日から県内一斉に始まる。東三河6署では20日までの期間中、関係団体などと連携して啓発キャンペーンや街頭監視などで交通事故防止の徹底を図る。6月末(暫定値)現在で各署の今年の交通事故状況(かっこ内は前年同期比)と期間中の主な行事は次の通り。
 【豊橋署】死亡事故が6件(1件増)6人(1人増)で、人身事故総数は1049件(137件減)1274人(181人減)。死亡事故の約7割が高齢者の交差点内、または歩行中の事故。車同士の事故では衝突や出会い頭の事故が多くなっている。昼過ぎに事故が多いが、時間ごとでは夕方が一番多くなっている。
 交通ボランティアなどが一堂に会しての県民運動開会式と公会堂前での呼び掛け(11日)を皮切りに、主要交差点や小学校、保育園周辺での交通大監視(13日)などを行う。
 【豊川署】死亡事故は1件(2件減)1人(2人減)で、人身事故総数が519件(69件減)618人(103人減)。国道1号や151号などの幹線道路での追突や出会い頭の事故、通勤通学時間帯の事故が多い。自転車と車の事故も減ってきているが全体の約15%が占めている。
 市役所での出発式と大監視(11日)や交差点約30カ所での赤色灯点灯によるレッドライト作戦(同)などを行う。
 【蒲郡署】死亡事故は0件(3件減)0人(3人減)で、人身事故総数が175件(52件減)212人(90人減)。約1年2カ月、死亡事故ゼロが続く。幹線道路や市役所前通りの事故が約4割を占めている。追突と出合い頭の事故が約7割。通勤通学時間帯の事故も多い。
 国道23号蒲郡インター出入り口付近での「シートベルト・チャイルドシート全席着用キャンペーン」(13日)や大塚公民館までの「飲酒運転根絶キャンペーン」(同)などを行う。
 【新城署】死亡事故が2件(1件増)2人(増減なし)で、人身事故総数が81件(12件増)97人(4人増)。交差点での出会い頭や右左折中の事故が多い。歩行中や車を運転中の高齢者の事故も多くなっている。
 舟着小前交差点など各地区数カ所での一斉大監視(13日)やパトカーによる管内交通広報、ピアゴ新城での交通啓発キャンペーン(11日)などを行う。
 【田原署】死亡事故は3件(2件増)3人(2人増)で、人身事故総数は92件(3件増)113人(12人減)。横断中の事故が多くなっており、事故の約3割が高齢者。日中の事故が一番多いが、午後6時以降の事故も増加傾向。
 カーマ渥美店前での啓発キャンペーン(11日)や緑が浜交差点でトヨタグループとの交通大監視(13日)などを行う。
 【設楽署】死亡事故は1件1人で昨年同期と同数。人身事故総数は8件(9件減)11人(8人減)。物損事故と合わせると単独事故が多い。時間帯や発生場所はさまざま。
 北設楽郡内や旧稲武町でのダンプカーパレードと保育園訪問(11日)や主要交差点での街頭大監視(13日)などを行う。
(井嶋義典)

カテゴリー:社会・経済

 PR

PR