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豊橋で東海地区知的障害関係施設職員研究協

講演する大谷さん=ロワジールホテル豊橋で
講演する大谷さん=ロワジールホテル豊橋で

 東海4県下の知的障害者関係施設から職員らが一堂に集う「第55回東海地区知的障害関係施設職員研究協議会」(日本知的障害者福祉協会東海地区会主催、愛知県知的障害者福祉協会主管)が12日、豊橋市藤沢町のロワジールホテル豊橋で始まった。13日までの2日間で、講演や分科会などを通して参加者が福祉に関する知識を深める。
 職員の資質向上や高度なサービス提供を図る会。毎年各県持ち回りで開いており、今回は東海4県の施設関係者365人が参加した。開会式では近藤忠彦・東海地区会長、川崎純夫・愛知県知的障害者福祉協会長があいさつ、協議会を参加者にとって実りあるものにしてもらうべく期待を寄せた。
 今大会のテーマは「福祉のしんか」。福祉サービスを受ける人の幸せを願い、よりよい方向へ変化するには、本人主体の福祉の本質を見極める“真価”、その上で在り方を見直し検討する“深化”の意識が不可欠で、それらを踏まえてスモールステップを積み重ねる先に新たな“進化”があるとした。開会式後は、日本骨髄バンク評議員の大谷貴子さんによる記念講演「生きてるってシアワセ!~白血病を克服して~」が行われ、大谷さんが自身の闘病体験や、罹患したことで骨髄バンクの必要性に気付いて設立に奔走したことなどを紹介した。講演後は、「意思決定支援」や「生活介護事業所における生産活動の現状と課題」「自分らしい暮らし」など6つの分科会を実施した。
 2日目の13日には、参加者が「アンガーマネジメント」「インシデント・プロセス」「ワールド・カフェ」の3種の実演に取り組む予定。会場では東三河の9福祉事業所による製品販売も2日間にわたって行われている。
(田中博子)

 東海4県下の知的障害者関係施設から職員らが一堂に集う「第55回東海地区知的障害関係施設職員研究協議会」(日本知的障害者福祉協会東海地区会主催、愛知県知的障害者福祉協会主管)が12日、豊橋市藤沢町のロワジールホテル豊橋で始まった。13日までの2日間で、講演や分科会などを通して参加者が福祉に関する知識を深める。
 職員の資質向上や高度なサービス提供を図る会。毎年各県持ち回りで開いており、今回は東海4県の施設関係者365人が参加した。開会式では近藤忠彦・東海地区会長、川崎純夫・愛知県知的障害者福祉協会長があいさつ、協議会を参加者にとって実りあるものにしてもらうべく期待を寄せた。
 今大会のテーマは「福祉のしんか」。福祉サービスを受ける人の幸せを願い、よりよい方向へ変化するには、本人主体の福祉の本質を見極める“真価”、その上で在り方を見直し検討する“深化”の意識が不可欠で、それらを踏まえてスモールステップを積み重ねる先に新たな“進化”があるとした。開会式後は、日本骨髄バンク評議員の大谷貴子さんによる記念講演「生きてるってシアワセ!~白血病を克服して~」が行われ、大谷さんが自身の闘病体験や、罹患したことで骨髄バンクの必要性に気付いて設立に奔走したことなどを紹介した。講演後は、「意思決定支援」や「生活介護事業所における生産活動の現状と課題」「自分らしい暮らし」など6つの分科会を実施した。
 2日目の13日には、参加者が「アンガーマネジメント」「インシデント・プロセス」「ワールド・カフェ」の3種の実演に取り組む予定。会場では東三河の9福祉事業所による製品販売も2日間にわたって行われている。
(田中博子)

講演する大谷さん=ロワジールホテル豊橋で
講演する大谷さん=ロワジールホテル豊橋で

カテゴリー:社会・経済

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