大塚氏の藍綬褒章受章と順明会15周年を祝う

　今年春の叙勲で藍綬褒章を受章した豊川市の介護老人福祉施設「ジャルダン・リラ」などを運営する社会福祉法人順明会の大塚昌明理事長の記念式典と同会創業15周年記念祝賀会が14日、豊橋市藤沢町のロワジールホテル豊橋で開かれた。鈴木克昌元衆院議員や業界、地元経済界などから約２６０人が、祝福に駆け付けた。
　大塚氏は、武蔵精密工業副社長やムサシエンジニヤリング社長などを経て、66才で社会福祉資格を取得し、２００２（平成14）年に順明会を設立。特養老人ホームやデイサービスセンターなどを運営し、社会福祉に貢献した。介護福祉事業の拡大や人材育成、ＩＴ化なども次々に進めてきた。
　謝辞に立った大塚氏は「あいさつの原稿を考えたがやめた。皆さん、本当にありがとうございます。それだけでいいじゃないですか。きっと伝わるに違いない」と心から感謝した。また、祝賀会での料理のたれの話をして会場を楽しませた。
　鈴木元衆院議員は「（大塚氏の）行動力はすごいものです。これだけのパワーが、このスリムな体のどこから出てくるのかわかりません。本当に素晴らしい人。これからも、入所者の皆さんの幸せを追求しながら、職員の皆さんと心を合わせ頑張ってください」とお祝いの言葉を贈った。
　15周年記念祝賀会では「ジャルダン・リラ」のフラダンスチームの踊りや毎年開かれている夏祭りなどの様子が流され、花を添えた。
（井嶋義典）