滝本さん全国高校パワーリフティング出場

　豊橋中央高校の滝本氷河さん（３年）が、さいたま市の大宮武道館で５日に開かれる「全国高校パワーリフティング選手権」の男子５９㌔級に出場、「ベスト８を目標に頑張る」と意気込む。同校のパワーリフティング同好会は創部２年目で全国大会出場は快挙だ。
　パワーリフティングは、バーベルを肩に担いで屈伸を行う「スクワット」、ベンチ台に寝そべりバーベルを持ち上げる「ベンチプレス」、床に置いてあるバーベルを持って立ち上がる「デッドリフト」の３種目で行い、持ち上げたバーベルの重さの合計で順位を競う。
　滝本さんは、６月１０日に岡崎城西高校で行われた東海高校選手権５９㌔級で、スクワット１１０㌔、ベンチプレス７０㌔、デットリフト１５５㌔の合計３３５㌔で準優勝し、全国大会出場を決めた。
　高校に入ってからパワーリフティングを始めた滝本さん。始めたころは体力がなかったが、筋力アップのトレーニングを地道に重ねて成長した。中でもデットリフトが得意だ。
　全国大会の目標は、東海大会よりも合計で３０㌔重い３６５㌔をあげること。この数字を出せばベスト８が見えてくるといい、「最後の調整をしっかり行い、結果を出したい」と力強く話す。
（竹下貴信）