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豊橋のごみが2年連続で大幅減

 豊橋市は、2017(平成29)年度に市内で排出されたごみの総量(速報値)を発表した。2年連続で大幅に減少し、家庭系ごみは指定ごみ袋の導入に加え、昨年4月から始めた生ごみ分別の効果が現れている。
 17年度に市内で排出されたごみ総量は、家庭系、事業系を合わせて13万1645㌧。前年度比5133㌧(3・8%)減で、前の年度に続き大幅に減った。
 特に家庭から出るごみは、5170㌧(5・4%)減の8万9756㌧。指定ごみ袋と生ごみ分別をきっかけに、ごみへの意識が高まり、減少が進んでいる。
 一方、事業系は4万1889㌧のほぼ横ばいで、今後の課題となった。
 家庭系ごみの減少により、市民1人が1日に家庭から排出するごみの量は、前年度比36㌘(5・2%)減の652㌘で前年度に続いて大幅に減量。これまで全国や中核市の平均を上回っていたが、同程度となった。
 また、生ごみの分別により、焼却するごみの量が減り、1万4172㌧(13・9%)減の8万7563㌧となった。これにより、今後、計画している焼却処理施設の建設費、処理費を減らせる。
 分別された生ごみは新たに稼働したバイオマス利活用センターでリサイクルされており、リサイクル率は前年度の18%から24・2%と上昇した。
 ただ、家庭から出る「もやすごみ」の中に生ごみが含まれている割合が16%で、市はさらなる分別を促進する必要があるとしている。
(中村晋也)

 豊橋市は、2017(平成29)年度に市内で排出されたごみの総量(速報値)を発表した。2年連続で大幅に減少し、家庭系ごみは指定ごみ袋の導入に加え、昨年4月から始めた生ごみ分別の効果が現れている。
 17年度に市内で排出されたごみ総量は、家庭系、事業系を合わせて13万1645㌧。前年度比5133㌧(3・8%)減で、前の年度に続き大幅に減った。
 特に家庭から出るごみは、5170㌧(5・4%)減の8万9756㌧。指定ごみ袋と生ごみ分別をきっかけに、ごみへの意識が高まり、減少が進んでいる。
 一方、事業系は4万1889㌧のほぼ横ばいで、今後の課題となった。
 家庭系ごみの減少により、市民1人が1日に家庭から排出するごみの量は、前年度比36㌘(5・2%)減の652㌘で前年度に続いて大幅に減量。これまで全国や中核市の平均を上回っていたが、同程度となった。
 また、生ごみの分別により、焼却するごみの量が減り、1万4172㌧(13・9%)減の8万7563㌧となった。これにより、今後、計画している焼却処理施設の建設費、処理費を減らせる。
 分別された生ごみは新たに稼働したバイオマス利活用センターでリサイクルされており、リサイクル率は前年度の18%から24・2%と上昇した。
 ただ、家庭から出る「もやすごみ」の中に生ごみが含まれている割合が16%で、市はさらなる分別を促進する必要があるとしている。
(中村晋也)

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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