設楽で田口高生徒の一日警察官が民家で防犯診断

　県立田口高校の生徒が一日警察官となって６日、設楽町田口の民家で防犯診断を行った。警察官の制服を着た男女４人の生徒は住人の女性たちに診断項目を質問してチェックした。
　設楽署が高校生防犯団体として委嘱している同校ボランティア部から２年生の中村重斗、堀部侑汰、荻野美優、竹腰八彩さんの４人が参加した。
　生徒たちは田口地内の民家２軒を訪問。「庭に足場となってしまう物を置いていますか」など15項目を質問し、防犯対策の重要性を呼び掛けた。診断の前にはパトカーに乗って車内からマイクで侵入盗や特殊詐欺被害防止を呼び掛けたほか、郵便局や農協の店内で啓発チラシを配った。
　竹腰さんは「普段できないことを行うことができた。これからは家でも防犯対策をしていきたい」と話した。
（安藤聡）