CAD部門で敢闘賞 豊川工業高3年の市瀬さん
県立豊川工業高校(佐藤泰嗣校長)電子機械科3年で、メカトロ研究部の市瀬皓也さん(18)が、2日に石川県で開かれた「第13回若年者ものづくり競技大会」の機械製図(CAD)部門で敢闘賞に輝いた。
中央職業能力開発協会の主催で「技能五輪ユース大会」とも呼ばれる今大会には、全国の高校、専門学校生ら20歳以下の理系学生が集まり、全15職種の部門で技術が競われた。
CAD部門には27人が出場。パソコンのコンピューターグラフィックスを使い、制限時間内に機械部品の図面を完成させる。部品の立体形状を把握しながら、紙に二次元の図面を描き、寸法などの情報を書き込む難解な競技で、高得点を得た市瀬さんは敢闘賞7人の一人に選ばれた。
もともと陸上部だった市瀬さんは授業でCADに興味を抱き、昨年12月に校内での大会出場選手の募集を見て応募。同校OBで、2年次に同校初の入賞となる敢闘賞、3年次には銀賞に輝いたオーエスジーの前島理志さん(20)に1月から週1日直接指導を受けた。自宅での自主練習も含めて「難しい課題でも、分かっていくと面白さを感じた」と振り返った。
卒業後の進路に悩んでいたが、大会挑戦を機に「CADで図面を描くのが楽しい。将来はこういう仕事に就きたい」と、前島先輩と同じ道を進む決意を明かした。
(由本裕貴)
県立豊川工業高校(佐藤泰嗣校長)電子機械科3年で、メカトロ研究部の市瀬皓也さん(18)が、2日に石川県で開かれた「第13回若年者ものづくり競技大会」の機械製図(CAD)部門で敢闘賞に輝いた。
中央職業能力開発協会の主催で「技能五輪ユース大会」とも呼ばれる今大会には、全国の高校、専門学校生ら20歳以下の理系学生が集まり、全15職種の部門で技術が競われた。
CAD部門には27人が出場。パソコンのコンピューターグラフィックスを使い、制限時間内に機械部品の図面を完成させる。部品の立体形状を把握しながら、紙に二次元の図面を描き、寸法などの情報を書き込む難解な競技で、高得点を得た市瀬さんは敢闘賞7人の一人に選ばれた。
もともと陸上部だった市瀬さんは授業でCADに興味を抱き、昨年12月に校内での大会出場選手の募集を見て応募。同校OBで、2年次に同校初の入賞となる敢闘賞、3年次には銀賞に輝いたオーエスジーの前島理志さん(20)に1月から週1日直接指導を受けた。自宅での自主練習も含めて「難しい課題でも、分かっていくと面白さを感じた」と振り返った。
卒業後の進路に悩んでいたが、大会挑戦を機に「CADで図面を描くのが楽しい。将来はこういう仕事に就きたい」と、前島先輩と同じ道を進む決意を明かした。
(由本裕貴)