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豊川市選出の小林県議勇退へ

 豊川市選出の小林功県議(自民)が、来年4月の統一地方選で出馬せず、今期限りで勇退する意思を固めた。他の現職2人と、前回惜しくも落選した野中泰志氏が出馬の意向を示し、現時点で新人が立候補する動きはないため、無投票となる可能性が出てきた。
 県議として6期24年を務めた小林氏は来年で75歳。「40歳でなった(旧小坂井)町議も含め、本当に長くやらせてもらった。年齢的なことも考えて身を引きたい」と引退を決断した。すでに一部関係者には来春地方選には出馬しない意向を伝えている。
 国道23号蒲郡バイパスや国道151号バイパス、設楽ダムなど地元事業の進展も決断の理由となった。「ようやく動き出したので、どこか安心感もある。あとは若い者が継いでしっかりやってほしい」。県レベルでも愛知万博をはじめ、国内最大の現代アート祭「トリエンナーレ」やジブリパーク構想など自民党県連として提案してきた事業が現実となった。
 次選に向けて、小林氏は後継者として新人の擁立も模索したが不透明な状況。現職の藤原宏樹氏(自民)、大嶽理恵氏(国民民主)に加え、前回選挙で落選した野中氏(無所属)が出馬する意向を固めている。他に立候補の動きはみられず、豊川市の定数は3のため、現状なら選挙が行われない公算だ。
 豊橋市(定数5)では8人(現職3、新人5)の出馬が予想され、自民系では4人が乱立する様相。地方選から半年以上も前にして激しい動きを見せる豊橋に対し、豊川では大きな動きはみられない。
(由本裕貴)

 豊川市選出の小林功県議(自民)が、来年4月の統一地方選で出馬せず、今期限りで勇退する意思を固めた。他の現職2人と、前回惜しくも落選した野中泰志氏が出馬の意向を示し、現時点で新人が立候補する動きはないため、無投票となる可能性が出てきた。
 県議として6期24年を務めた小林氏は来年で75歳。「40歳でなった(旧小坂井)町議も含め、本当に長くやらせてもらった。年齢的なことも考えて身を引きたい」と引退を決断した。すでに一部関係者には来春地方選には出馬しない意向を伝えている。
 国道23号蒲郡バイパスや国道151号バイパス、設楽ダムなど地元事業の進展も決断の理由となった。「ようやく動き出したので、どこか安心感もある。あとは若い者が継いでしっかりやってほしい」。県レベルでも愛知万博をはじめ、国内最大の現代アート祭「トリエンナーレ」やジブリパーク構想など自民党県連として提案してきた事業が現実となった。
 次選に向けて、小林氏は後継者として新人の擁立も模索したが不透明な状況。現職の藤原宏樹氏(自民)、大嶽理恵氏(国民民主)に加え、前回選挙で落選した野中氏(無所属)が出馬する意向を固めている。他に立候補の動きはみられず、豊川市の定数は3のため、現状なら選挙が行われない公算だ。
 豊橋市(定数5)では8人(現職3、新人5)の出馬が予想され、自民系では4人が乱立する様相。地方選から半年以上も前にして激しい動きを見せる豊橋に対し、豊川では大きな動きはみられない。
(由本裕貴)

カテゴリー:政治・行政

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