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一宮西部小被災地応援団「もろ星☆」活動開始

防災ゲーム「いえまですごろく」に挑戦する児童ら=一宮西部小学校で
防災ゲーム「いえまですごろく」に挑戦する児童ら=一宮西部小学校で

防災ゲームなどで対処法学ぶ

 豊川市立一宮西部小学校(柴田斉子校長)の6年生25人で結成された被災地応援団「もろ星☆」が、この夏休みから活動を開始している。日本各地の災害や復興支援を学ぶだけでなく、防災ゲームにも挑戦して身近な防災を考えた。
 児童らは教員らと一緒に、日本赤十字愛知県支部が制作した防災をテーマにしたボードゲーム「いえまですごろく」に挑戦。地震発生直後にどんなことが起きるのかを学びながら遊べるゲームで、「駅」や「塾」、「公園」や「ショッピングセンター」といった近隣スポットのマスがあるボードでゴールの自宅を目指した。
 途中に「火事が発生」「倒れてきたブロック塀で足にけがをする」「道路にお年寄りが倒れている」などの出来事が発生。けがカードや救助カードなどで選択肢を選び、対応が適切であれば、壊れて通行不能となっていた道路や橋を修復して通ることができ、自然に災害時の対処法を学んでいった。中には「『家族が塾に迎えに来ていた』というデマを信じて塾に戻る」といった指示も含まれている。
 子どもたちは複数回挑戦し、「1回目で人を助ける方法が分かったから、2回目からはスムーズに回れて早くゴールができた」という声が上がった。担当教員は「たくさんの救助パターンがあることを覚えておくことも大切。全校児童に発信してほしい」と呼び掛けた。
(由本裕貴)

防災ゲームなどで対処法学ぶ

 豊川市立一宮西部小学校(柴田斉子校長)の6年生25人で結成された被災地応援団「もろ星☆」が、この夏休みから活動を開始している。日本各地の災害や復興支援を学ぶだけでなく、防災ゲームにも挑戦して身近な防災を考えた。
 児童らは教員らと一緒に、日本赤十字愛知県支部が制作した防災をテーマにしたボードゲーム「いえまですごろく」に挑戦。地震発生直後にどんなことが起きるのかを学びながら遊べるゲームで、「駅」や「塾」、「公園」や「ショッピングセンター」といった近隣スポットのマスがあるボードでゴールの自宅を目指した。
 途中に「火事が発生」「倒れてきたブロック塀で足にけがをする」「道路にお年寄りが倒れている」などの出来事が発生。けがカードや救助カードなどで選択肢を選び、対応が適切であれば、壊れて通行不能となっていた道路や橋を修復して通ることができ、自然に災害時の対処法を学んでいった。中には「『家族が塾に迎えに来ていた』というデマを信じて塾に戻る」といった指示も含まれている。
 子どもたちは複数回挑戦し、「1回目で人を助ける方法が分かったから、2回目からはスムーズに回れて早くゴールができた」という声が上がった。担当教員は「たくさんの救助パターンがあることを覚えておくことも大切。全校児童に発信してほしい」と呼び掛けた。
(由本裕貴)

防災ゲーム「いえまですごろく」に挑戦する児童ら=一宮西部小学校で
防災ゲーム「いえまですごろく」に挑戦する児童ら=一宮西部小学校で

カテゴリー:地域・教育

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