2018年11月15日(木)  /  本日の予報  晴時々曇  /  最高  18℃   最低  8℃  /  日の出  06:24   日の入  16:45
文字の大きさ
バナー広告募集中
2018年11月15日(木)  /  本日の予報  晴時々曇  /  最高  18℃   最低  8℃  /  日の出  06:24   日の入  16:45

チェックポイント

カテゴリー:特集

ツイッターに拡散しているあおり運転をした男の画像
ツイッターに拡散しているあおり運転をした男の画像

監視とSNSで犯罪包囲網

 お盆休みも過ぎ、夏休みもあと2週間。秋風が吹き過ごしやすくなってきたが、いま一度防犯について意識を高めたい。警察が頼りない昨今、カメラによる監視体制を充実させ、自分の身は自分で守る心掛けが求められる。
 命を危険にさらすあおり運転が再び起きた。4日夜、若い男が静岡県内の新東名高速で別の車を無理に停車させ、罵声を浴びせ、たばこを投げつけた。同日、伊勢湾岸道でも同一人物とされる男のあおり運転が起き、この東三河に潜伏・徘徊している可能性もある。犠牲者が出る前に、警察には他署と連携して男の特定と確保を強く求める。
 男の行動の一部始終はドライブレコーダーとスマートフォンのビデオカメラですべて記録され、テレビやインターネットで全国に広まっている。何より驚いたのが、SNSツイッターで加工処理されていない男の顔が分かる動画や写真が拡散し、「煽り運転」や「新東名」で検索すれば誰でも見られ、一部では名前も特定され“さらし者”になっている。この事実が、新たな犯罪の抑止につながるだろう。監視社会と進歩するSNSの連携ファインプレーとして高く称賛したい。
 カメラは証拠が残るだけでなく、後続車が見える位置にカメラ搭載を知らせるステッカーを貼れば抑止にもつながる。ただ、最近は私たちの安全を守るべき警察がだらしない。凶悪犯を逃走させた大阪府富田林署の失態は記憶に新しいが、この東三河でも耳を疑う怠慢が存在する。
 複数の鉄道会社の乗り継ぎができ、近隣に商店街や学校もある駅近くの駐輪場で、原付バイクの盗難が起きた。駐輪場には防犯カメラがあり、被害者は管轄する署にカメラの確認を依頼したが、署員は「そんな時間はない」と拒否したという。この件に、同署の幹部は「今後はそのようなことがないよう指導する」と謝罪した上で「実際には凶悪事件が起きた際に活用される傾向にある」と事情を明かした。残念ながら再捜査をする考えは示してくれなかった。
 たとえ凶悪事件でなくても、窃盗犯が映っている可能性が極めて高いカメラを確認しなければ、カメラの存在意義がない。何より、この犯人の新たな犯行を助長させてしまう。
 カメラがある場所でも、自転車やバイクには2つ以上のかぎをかけることを勧める。警察が協力してくれなければ、マスコミに情報を提供してほしい。行政が頼りない時代、自分で「悪」を監視し、抑止する行動が必要だ。
(由本裕貴)

監視とSNSで犯罪包囲網

 お盆休みも過ぎ、夏休みもあと2週間。秋風が吹き過ごしやすくなってきたが、いま一度防犯について意識を高めたい。警察が頼りない昨今、カメラによる監視体制を充実させ、自分の身は自分で守る心掛けが求められる。
 命を危険にさらすあおり運転が再び起きた。4日夜、若い男が静岡県内の新東名高速で別の車を無理に停車させ、罵声を浴びせ、たばこを投げつけた。同日、伊勢湾岸道でも同一人物とされる男のあおり運転が起き、この東三河に潜伏・徘徊している可能性もある。犠牲者が出る前に、警察には他署と連携して男の特定と確保を強く求める。
 男の行動の一部始終はドライブレコーダーとスマートフォンのビデオカメラですべて記録され、テレビやインターネットで全国に広まっている。何より驚いたのが、SNSツイッターで加工処理されていない男の顔が分かる動画や写真が拡散し、「煽り運転」や「新東名」で検索すれば誰でも見られ、一部では名前も特定され“さらし者”になっている。この事実が、新たな犯罪の抑止につながるだろう。監視社会と進歩するSNSの連携ファインプレーとして高く称賛したい。
 カメラは証拠が残るだけでなく、後続車が見える位置にカメラ搭載を知らせるステッカーを貼れば抑止にもつながる。ただ、最近は私たちの安全を守るべき警察がだらしない。凶悪犯を逃走させた大阪府富田林署の失態は記憶に新しいが、この東三河でも耳を疑う怠慢が存在する。
 複数の鉄道会社の乗り継ぎができ、近隣に商店街や学校もある駅近くの駐輪場で、原付バイクの盗難が起きた。駐輪場には防犯カメラがあり、被害者は管轄する署にカメラの確認を依頼したが、署員は「そんな時間はない」と拒否したという。この件に、同署の幹部は「今後はそのようなことがないよう指導する」と謝罪した上で「実際には凶悪事件が起きた際に活用される傾向にある」と事情を明かした。残念ながら再捜査をする考えは示してくれなかった。
 たとえ凶悪事件でなくても、窃盗犯が映っている可能性が極めて高いカメラを確認しなければ、カメラの存在意義がない。何より、この犯人の新たな犯行を助長させてしまう。
 カメラがある場所でも、自転車やバイクには2つ以上のかぎをかけることを勧める。警察が協力してくれなければ、マスコミに情報を提供してほしい。行政が頼りない時代、自分で「悪」を監視し、抑止する行動が必要だ。
(由本裕貴)

ツイッターに拡散しているあおり運転をした男の画像
ツイッターに拡散しているあおり運転をした男の画像

カテゴリー:特集

 PR

PR