豊橋で高齢者福祉大会

　高齢者福祉に貢献した個人・団体の顕彰や、ダイヤモンド婚（結婚60年）・金婚（同50年）の夫婦を祝う「第55回豊橋市高齢者福祉大会」（同市・同市老人クラブ連合会主催）が23日、同市公会堂で開かれた。
　高齢者福祉の一層の向上と高齢者の生きがいづくり促進の一環として、毎年この時期に開いている大会。冒頭、主催者の佐原光一市長、今川智嗣・市老人クラブ連合会（ゆたかクラブ豊橋）会長があいさつ。長年苦楽を共にし、この日を無事迎えることができた夫婦を祝い労ったほか、今川会長は毎日元気で充実した暮らしを－と、老人クラブ入会も呼び掛けた。
　顕彰では、老人福祉事業功労者として、２００５（平成17）年から現在まで、脳トレや体操、童謡唱歌など行う「認知症予防会」を継続的に企画・開催し、多くの高齢者の健康増進や介護予防に尽力している上村清三さん＝同市松井町＝に市長感謝状が贈呈された。続いてダイヤモンド婚（78組）・金婚（１１１組）への祝詞贈呈があり、ダイヤモンド婚代表の髙橋誠・きみよさん夫妻、金婚代表の朝倉光夫・悦子さん夫妻に、佐原市長からそれぞれ祝詞が手渡され、会場から大きな拍手が送られた。
　大会では、金婚・銀婚出席者らの結婚当時である60年前、50年前からの歩みを画像で振り返る、恒例の「思い出スライド」上映や、こちらも恒例となる花男子による「感動の花贈りパフォーマンス」も行われた。
（田中博子）