豊川の赤塚山に一日限り道の駅「いなりんち」

　豊川青年会議所（＝ＪＣ、夏目喬之理事長）は９月24日（月・祝）に、豊川市市田町の赤塚山公園で「モテまち豊川プロジェクト～もしも、豊川にこんな道の駅があったなら～」を開催する。午前10時から午後３時まで。入場無料。
　人工芝が敷かれた市民のスクエアをメイン会場に、４ゾーンでなる一日限定の道の駅「いなりんち」をプロデュース。イベントゾーンではアユつかみ取りや塩焼き、宝探しを体験できるいなりん探偵団、いなりんふわふわ遊具が展開され、飲食ゾーンには８店舗、物産ゾーンには11の企業・商店が出展し、飲食物や地域物産を販売する。市や観光協会のＰＲゾーンも設ける。
　市内には道の駅がないことから、将来的な実現につなげる思いも込めて企画。刈谷ハイウェイオアシスなど集客力のある施設を視察した豊川ＪＣ谷口慶一さんは「楽しんでもらいながら豊川を知ってもらいたい」と、いなりんや市内の名物を模した全13種類の記念シールも配布する。
　市内では具体的な道の駅の新設構想はないが、赤塚山公園は近隣に東名高速・赤塚パーキングエリアがあり、スマートＩＣ構想もあることから、この付近が候補地となる可能性がある。会場では独自に作成した道の駅のイメージ画も展示する予定で、山脇実市長や市議らも招待して参考にしてもらう。
（由本裕貴）