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JR愛知御津駅で130周年記念行事

キンモクセイを植樹する竹内会長㊨=JR愛知御津駅で
キンモクセイを植樹する竹内会長㊨=JR愛知御津駅で
電車などを描いた園児らの絵=同
電車などを描いた園児らの絵=同

 豊川市御津町のJR愛知御津駅で1日、開業130周年を祝う記念行事が開かれた。管轄するJR豊橋駅と御津商工会(竹内幹尚会長)によって植樹式が行われた他、今月末まで子どもたちによる絵や歴史を感じさせる写真が展示されている。
 昨年10月1日から完全無人駅となった同駅。豊橋駅の戸塚幸男駅長が「地元の方から寂しいという声をいただいた。少しでも地元に愛される駅にしていきたい」と記念行事を企画した。
 駅舎前にはキンモクセイの苗木を植樹し、成長を願って地元住民も水をかけた。地元の三河屋製菓が130周年にちなんで130個のごまだれのみたらし団子を配布した。
 構内の跨(こ)線橋には、近隣にある御津南部、北部、西部、みと、菊、為当保育園の6園の園児らによる電車や駅の絵画約120点を1カ月展示。改札口付近には戦後すぐの駅舎や同駅を通過するさまざまな車両の写真が飾られ、記念スタンプも設置されている。
 愛知御津駅は1888(明治21)年9月1日、新橋と神戸を結ぶ東海道鉄道の駅として開業。当時は御油宿(御油町)への交通の要衝として「御油駅」という名前で、ノリや漁業による街の発展を支えた。駅前に豊川稲荷西方遥拝所があり、1970~80年代には多くの飲食店が並んだ。
 地元住民は利便性と周辺の交通事情の改善へ橋上駅化を求めており、竹内会長は「将来に向けたまちづくりの一環でJRと協力してやっていきたい。子どもたちが御津の良さを知ることができるきっかけにもなれば」と話した。
(由本裕貴)

 豊川市御津町のJR愛知御津駅で1日、開業130周年を祝う記念行事が開かれた。管轄するJR豊橋駅と御津商工会(竹内幹尚会長)によって植樹式が行われた他、今月末まで子どもたちによる絵や歴史を感じさせる写真が展示されている。
 昨年10月1日から完全無人駅となった同駅。豊橋駅の戸塚幸男駅長が「地元の方から寂しいという声をいただいた。少しでも地元に愛される駅にしていきたい」と記念行事を企画した。
 駅舎前にはキンモクセイの苗木を植樹し、成長を願って地元住民も水をかけた。地元の三河屋製菓が130周年にちなんで130個のごまだれのみたらし団子を配布した。
 構内の跨(こ)線橋には、近隣にある御津南部、北部、西部、みと、菊、為当保育園の6園の園児らによる電車や駅の絵画約120点を1カ月展示。改札口付近には戦後すぐの駅舎や同駅を通過するさまざまな車両の写真が飾られ、記念スタンプも設置されている。
 愛知御津駅は1888(明治21)年9月1日、新橋と神戸を結ぶ東海道鉄道の駅として開業。当時は御油宿(御油町)への交通の要衝として「御油駅」という名前で、ノリや漁業による街の発展を支えた。駅前に豊川稲荷西方遥拝所があり、1970~80年代には多くの飲食店が並んだ。
 地元住民は利便性と周辺の交通事情の改善へ橋上駅化を求めており、竹内会長は「将来に向けたまちづくりの一環でJRと協力してやっていきたい。子どもたちが御津の良さを知ることができるきっかけにもなれば」と話した。
(由本裕貴)

キンモクセイを植樹する竹内会長㊨=JR愛知御津駅で
キンモクセイを植樹する竹内会長㊨=JR愛知御津駅で
電車などを描いた園児らの絵=同
電車などを描いた園児らの絵=同

カテゴリー:社会・経済

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