「壁面アートトリエンナーレ」最優秀賞に花島さん
豊橋駅南側の牟呂用水上にあるビル「水上ビル」の壁面デザインを決める「壁面アートトリエンナーレ」の最優秀賞に、豊橋市立くすのき特別支援学校高等部3年・花島愛弥さん(17)が選ばれた。ゾウやサルなどの動物が色鉛筆で色彩豊かに描かれた温かみのある作品。来年2月を目標に、壁面10カ所がリニューアルされる。
人とまちをアートの力で元気にすることを目的に2004(平成16)年から開催されている美術作品を展示する「とよはし都市型アートイベントsebone(セボネ)」(実行委員会主催)の一環として始まり、今年で5回目。
3年おきに開催し、今年は3人から写真や絵画作品の応募があった。同実行委員会や市、水上ビルの商店、愛知大学教授などが選んだ。
知的障害のある花島さんは、子どもの頃から大好きな動物の絵などを日常的に描いており、今回の受賞作品はほぼ毎日書くという絵日記などから10枚を選んだ。
表彰式が1日、穂の国とよはし芸術劇場プラットであり、花島さんに表彰とトロフィーが贈られた。父・紀秀さんは、セボネが果たす役割や商店街の魅力に触れつつ、感謝を伝えた。
審査員は「朗らかで心が和む作品。一見、地味に見えるが壁面に飾られるのを想像し、心がワクワクしています」と期待感を示した。
(飯塚雪)
豊橋駅南側の牟呂用水上にあるビル「水上ビル」の壁面デザインを決める「壁面アートトリエンナーレ」の最優秀賞に、豊橋市立くすのき特別支援学校高等部3年・花島愛弥さん(17)が選ばれた。ゾウやサルなどの動物が色鉛筆で色彩豊かに描かれた温かみのある作品。来年2月を目標に、壁面10カ所がリニューアルされる。
人とまちをアートの力で元気にすることを目的に2004(平成16)年から開催されている美術作品を展示する「とよはし都市型アートイベントsebone(セボネ)」(実行委員会主催)の一環として始まり、今年で5回目。
3年おきに開催し、今年は3人から写真や絵画作品の応募があった。同実行委員会や市、水上ビルの商店、愛知大学教授などが選んだ。
知的障害のある花島さんは、子どもの頃から大好きな動物の絵などを日常的に描いており、今回の受賞作品はほぼ毎日書くという絵日記などから10枚を選んだ。
表彰式が1日、穂の国とよはし芸術劇場プラットであり、花島さんに表彰とトロフィーが贈られた。父・紀秀さんは、セボネが果たす役割や商店街の魅力に触れつつ、感謝を伝えた。
審査員は「朗らかで心が和む作品。一見、地味に見えるが壁面に飾られるのを想像し、心がワクワクしています」と期待感を示した。
(飯塚雪)