文字の大きさ

豊川用水通水50周年記念演劇 原作者ら山脇市長表敬

(右から)住田さん、佐藤さん、山脇市長、伊藤さん、多見子さん、文孝さん=豊川市役所で
(右から)住田さん、佐藤さん、山脇市長、伊藤さん、多見子さん、文孝さん=豊川市役所で

 豊川用水通水50周年記念演劇「迸(ほとばし)る!」の公演を前に、原作者や俳優らが14日、豊川市役所で山脇実市長を表敬訪問した。
 原作は、豊橋市在住の作家・住田真理子さん(57)が今回のために書き下ろした。豊橋市二川の老人ホーム「立岩苑」を舞台に、介護職員と入居者の交流から豊川用水や農業の歴史にまつわる物語を描く。三河弁を駆使した演出になっている他、俳優は三河地方の出身者でそろえた。
 図書館での文献や、水資源機構への取材などで情報を集めた住田さん。豊川用水の工事で16人が亡くなった真実の他、水不足に苦しむアフガニスタンの内容も含まれており「水の問題は日本や過去だけの問題ではなく、現代の問題としてとらえてほしかった」と思いを込めた。
 住田さんは昨年7月に出版した小説「ハイネさん~豊川海軍工廠をめぐる4つの物語」が日本自費出版文化賞(小説部門)を受賞している。
 この日は東雲座カンパニーの演出家・城田文孝さん(63)、脚本家・城田多見子さん(61)の他、出演する佐藤ユリカさん(18)と伊藤勝利さん(26)も出席。アフガニスタンの少女レイラを演じる豊橋出身の佐藤さんは同社の照明係を務める新入社員ながら、舞台初挑戦。「緊張するけど、自分なりに頑張って演じたい」と意気込む。蒲郡出身の伊藤さんは「先日の台風で停電になった時、これで水も停まったらと考えた。経験も踏まえて演じたい」と話した。
 22、23日の豊橋公演は穂の国とよはし芸術劇場PLATで、29、30日の豊川公演は御津文化会館で開かれる。
(由本裕貴)

 豊川用水通水50周年記念演劇「迸(ほとばし)る!」の公演を前に、原作者や俳優らが14日、豊川市役所で山脇実市長を表敬訪問した。
 原作は、豊橋市在住の作家・住田真理子さん(57)が今回のために書き下ろした。豊橋市二川の老人ホーム「立岩苑」を舞台に、介護職員と入居者の交流から豊川用水や農業の歴史にまつわる物語を描く。三河弁を駆使した演出になっている他、俳優は三河地方の出身者でそろえた。
 図書館での文献や、水資源機構への取材などで情報を集めた住田さん。豊川用水の工事で16人が亡くなった真実の他、水不足に苦しむアフガニスタンの内容も含まれており「水の問題は日本や過去だけの問題ではなく、現代の問題としてとらえてほしかった」と思いを込めた。
 住田さんは昨年7月に出版した小説「ハイネさん~豊川海軍工廠をめぐる4つの物語」が日本自費出版文化賞(小説部門)を受賞している。
 この日は東雲座カンパニーの演出家・城田文孝さん(63)、脚本家・城田多見子さん(61)の他、出演する佐藤ユリカさん(18)と伊藤勝利さん(26)も出席。アフガニスタンの少女レイラを演じる豊橋出身の佐藤さんは同社の照明係を務める新入社員ながら、舞台初挑戦。「緊張するけど、自分なりに頑張って演じたい」と意気込む。蒲郡出身の伊藤さんは「先日の台風で停電になった時、これで水も停まったらと考えた。経験も踏まえて演じたい」と話した。
 22、23日の豊橋公演は穂の国とよはし芸術劇場PLATで、29、30日の豊川公演は御津文化会館で開かれる。
(由本裕貴)

(右から)住田さん、佐藤さん、山脇市長、伊藤さん、多見子さん、文孝さん=豊川市役所で
(右から)住田さん、佐藤さん、山脇市長、伊藤さん、多見子さん、文孝さん=豊川市役所で

カテゴリー:社会・経済

 PR

PR