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県地価調査 東三河は下落幅が縮小

 県は18日、7月1日を基準日とした地価調査の結果を発表した。昨年7月以降の1年間の愛知県の地価は、住宅地、商業地ともに6年連続の上昇。東三河は、住宅地、商業地とも下落幅が縮小した。
 愛知県の平均変動率は、住宅地が0・6%、商業地は3・1%のともに上昇。上昇幅も拡大した。
 東三河では、住宅地がマイナス1・1%(昨年マイナス1・4%)、商業地はマイナス0・6%(昨年マイナス0・9%)で、いずれも下落幅が縮小した。
 下落の拡大が続いていた東三河の住宅地だが、下落が昨年に比べ6地点減の36地点。上昇は1地点減の1地点に縮小し、横ばいが6地点増の25地点となった。
 豊橋市はマイナス0・2%、豊川市がマイナス1・2%、蒲郡市がマイナス1・2%、新城市がマイナス3・2%、田原市はマイナス2・8%で、下落幅はいずれも昨年より縮小した。
 県内で最も下落率が大きかったのは、東栄町本郷西万場でマイナス6・6%だった。
 一方、東三河の商業地も下落幅が縮小し、上昇が3地点増の5地点、横ばいが3地点減の7地点、下落が1地点増の14地点だった。
 豊橋市は、1・1%の上昇で昨年より1㌽拡大。豊川市はマイナス1・5%で、下落が昨年より0・1㌽広がり、蒲郡市はマイナス1・3%で0・3㌽縮小。新城市もマイナス4・8%で0・5㌽縮小した。田原市はマイナス2・8%で、下落が2・8㌽拡大した。
 県内の下位5地点は、田原市古田町エゲノ前でマイナス5・6%など東三河と知多両地域が占めた。
 また、県内の住宅地は、名古屋市が1・6%、尾張が0・8%、西三河が1・4%の上昇となっており、依然として地域間の格差が縮まらない。商業地も名古屋市が6・5%、尾張が0・9%、西三河が1・4%の上昇だった。
 地価調査は毎年実施され、国土交通省の地価公示と共に土地取引の指標となっている。調査結果は「ネットあいち」に掲載されている。
 東三河5市の平均地価(1平方㍍当たり)は次の通り(住宅地、商業地の順。カッコ内は変動率)。
 豊橋市=7万7500円(マイナス0・2%)18万4000円(1・1%)▽豊川市=6万8900円(マイナス1・2%)9万9000円(マイナス1・5%)▽蒲郡市=6万6800円(マイナス1・2%)8万9200円(マイナス1・3%)▽新城市=2万9900円(マイナス3・2%)5万4200円(マイナス4・8%)▽田原市=2万7100円(マイナス2・8%)6万5300(マイナス2・8%)
(中村晋也)

 県は18日、7月1日を基準日とした地価調査の結果を発表した。昨年7月以降の1年間の愛知県の地価は、住宅地、商業地ともに6年連続の上昇。東三河は、住宅地、商業地とも下落幅が縮小した。
 愛知県の平均変動率は、住宅地が0・6%、商業地は3・1%のともに上昇。上昇幅も拡大した。
 東三河では、住宅地がマイナス1・1%(昨年マイナス1・4%)、商業地はマイナス0・6%(昨年マイナス0・9%)で、いずれも下落幅が縮小した。
 下落の拡大が続いていた東三河の住宅地だが、下落が昨年に比べ6地点減の36地点。上昇は1地点減の1地点に縮小し、横ばいが6地点増の25地点となった。
 豊橋市はマイナス0・2%、豊川市がマイナス1・2%、蒲郡市がマイナス1・2%、新城市がマイナス3・2%、田原市はマイナス2・8%で、下落幅はいずれも昨年より縮小した。
 県内で最も下落率が大きかったのは、東栄町本郷西万場でマイナス6・6%だった。
 一方、東三河の商業地も下落幅が縮小し、上昇が3地点増の5地点、横ばいが3地点減の7地点、下落が1地点増の14地点だった。
 豊橋市は、1・1%の上昇で昨年より1㌽拡大。豊川市はマイナス1・5%で、下落が昨年より0・1㌽広がり、蒲郡市はマイナス1・3%で0・3㌽縮小。新城市もマイナス4・8%で0・5㌽縮小した。田原市はマイナス2・8%で、下落が2・8㌽拡大した。
 県内の下位5地点は、田原市古田町エゲノ前でマイナス5・6%など東三河と知多両地域が占めた。
 また、県内の住宅地は、名古屋市が1・6%、尾張が0・8%、西三河が1・4%の上昇となっており、依然として地域間の格差が縮まらない。商業地も名古屋市が6・5%、尾張が0・9%、西三河が1・4%の上昇だった。
 地価調査は毎年実施され、国土交通省の地価公示と共に土地取引の指標となっている。調査結果は「ネットあいち」に掲載されている。
 東三河5市の平均地価(1平方㍍当たり)は次の通り(住宅地、商業地の順。カッコ内は変動率)。
 豊橋市=7万7500円(マイナス0・2%)18万4000円(1・1%)▽豊川市=6万8900円(マイナス1・2%)9万9000円(マイナス1・5%)▽蒲郡市=6万6800円(マイナス1・2%)8万9200円(マイナス1・3%)▽新城市=2万9900円(マイナス3・2%)5万4200円(マイナス4・8%)▽田原市=2万7100円(マイナス2・8%)6万5300(マイナス2・8%)
(中村晋也)

カテゴリー:社会・経済

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