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カテゴリー:特集

2016年9月、豊川市内で講演した石破氏
2016年9月、豊川市内で講演した石破氏

自民党総裁選

 20日の自民党総裁選で安倍晋三首相(63)が3選を果たし、2021年9月までの歴代最長政権の誕生が視野に入った。553票の安倍首相に対し、石破茂元幹事長(61)は254票で敗れたものの、このうち地方票は安倍首相の224票に対し、石破氏は181票と大健闘。この東三河にも大きな期待を寄せる石破氏の奮闘を機に、地方からアベノミクスや「安倍1強」政治にストップをかける波が起きそうだ。
 2016年9月、石破氏は豊川市内での愛知14区・今枝宗一郎衆院議員の自民党国土建設委員長就任を祝う会に出席。「これから少子高齢化が進む中、地方産業の発展が欠かせない。農業、漁業、林業をもっと豊かにする」と東三河に期待した。観光面でも「自然豊かで、伝統・文化・歴史・芸術が奥深い。食べ物と酒がおいしい」と絶賛した。
 中でも、豊川市については手筒花火だけでなく牛久保うなごうじ祭り、御津のどんきなど、地元の人でも知る人ぞ知る祭礼を挙げて「四季ごとに祭事があるなんて素晴らしい。どんどんお客さんは来る。こういうことは霞が関や永田町には分からない。どの産業をどれだけ伸ばし、雇用をどれだけ生むか。地域のことは、その地域にしか分からない」と地方の奮起を期待していた。
 その一方で、安倍首相の“参謀”ともいえる麻生太郎副総理・財務大臣からは期待外れな言葉が並んだ。昨年秋の衆院選で新城市に応援演説に来場した際、当時米朝で軍事的緊張が高まっていたことを挙げて「何が起きるか分からないことを覚悟しないといけない。下手したら朝鮮半島から難民が押し寄せるかもしれない。この新城で受け入れてくれますか」と発言。今回の総裁選後には石破の善戦を否定し「議員の方が普段から(首相)本人をよく見ている」と地方を軽視した。
 「この一瞬のために国会議員をやってきた、と言える『一瞬』を持つか持たないか。議員を長くやっていればいいわけではない。地元の方々のことを忘れたら、代議士は代議士ではない」とも語り、政治家のあり方を訴えていた石破氏。支持を得た181票が今後、大きなうねりを生むかもしれない。
 この地方の県議や市議でも、確固たる信念を持たず、金と地位のために一日も長く議員生活を続けようとする政治家は少なくない。今回の総裁選の結果を受け、閣僚人事で「冷や飯」を受けることになる石破派だが、東三河にもそれほど勇気がある議員が出てくることを願う。
(由本裕貴)

自民党総裁選

 20日の自民党総裁選で安倍晋三首相(63)が3選を果たし、2021年9月までの歴代最長政権の誕生が視野に入った。553票の安倍首相に対し、石破茂元幹事長(61)は254票で敗れたものの、このうち地方票は安倍首相の224票に対し、石破氏は181票と大健闘。この東三河にも大きな期待を寄せる石破氏の奮闘を機に、地方からアベノミクスや「安倍1強」政治にストップをかける波が起きそうだ。
 2016年9月、石破氏は豊川市内での愛知14区・今枝宗一郎衆院議員の自民党国土建設委員長就任を祝う会に出席。「これから少子高齢化が進む中、地方産業の発展が欠かせない。農業、漁業、林業をもっと豊かにする」と東三河に期待した。観光面でも「自然豊かで、伝統・文化・歴史・芸術が奥深い。食べ物と酒がおいしい」と絶賛した。
 中でも、豊川市については手筒花火だけでなく牛久保うなごうじ祭り、御津のどんきなど、地元の人でも知る人ぞ知る祭礼を挙げて「四季ごとに祭事があるなんて素晴らしい。どんどんお客さんは来る。こういうことは霞が関や永田町には分からない。どの産業をどれだけ伸ばし、雇用をどれだけ生むか。地域のことは、その地域にしか分からない」と地方の奮起を期待していた。
 その一方で、安倍首相の“参謀”ともいえる麻生太郎副総理・財務大臣からは期待外れな言葉が並んだ。昨年秋の衆院選で新城市に応援演説に来場した際、当時米朝で軍事的緊張が高まっていたことを挙げて「何が起きるか分からないことを覚悟しないといけない。下手したら朝鮮半島から難民が押し寄せるかもしれない。この新城で受け入れてくれますか」と発言。今回の総裁選後には石破の善戦を否定し「議員の方が普段から(首相)本人をよく見ている」と地方を軽視した。
 「この一瞬のために国会議員をやってきた、と言える『一瞬』を持つか持たないか。議員を長くやっていればいいわけではない。地元の方々のことを忘れたら、代議士は代議士ではない」とも語り、政治家のあり方を訴えていた石破氏。支持を得た181票が今後、大きなうねりを生むかもしれない。
 この地方の県議や市議でも、確固たる信念を持たず、金と地位のために一日も長く議員生活を続けようとする政治家は少なくない。今回の総裁選の結果を受け、閣僚人事で「冷や飯」を受けることになる石破派だが、東三河にもそれほど勇気がある議員が出てくることを願う。
(由本裕貴)

2016年9月、豊川市内で講演した石破氏
2016年9月、豊川市内で講演した石破氏

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