豊橋の川村商事 創立50周年の祝賀パーティー

　給食事業を中心に、不動産、中古車販売などを手掛ける「川村商事」（豊橋市東小田原町、川村荒治社長）の創立５０周年記念パーティーと、本社横に建設したマンション「ＣＡＳＡ９４」の竣工式が１日、ホテルアークリッシュ豊橋と現地で行われ、半世紀の節目とマンションの完成を祝った。
　竣工式は現地で行われ、神事に続き、川村社長らによるテープカットで完成を祝った。マンションは１４階建てで、１ＬＤＫの部屋が７８室ある。
　５０周年パーティーはアークリッシュで行い、取引先の関係者や友人らが出席。川村盈会長が「３６歳で創業し、名豊ビルの一室で始まった会社が、ユニーの社員食堂事業で大きくなり、マンションを建設することもできた。会社が大きくなれたのも皆様のおかげで、感謝、感謝の言葉しかいない」とあいさつ。
　来賓祝辞で根本幸典衆議院議員は「給食、不動産に加えてクラシックカーを扱う自動車部門も期待がもてる。事業継承もしっかりできており、これからの発展が楽しみ」、神野吾郎豊橋商工会議所会頭は「豊橋は、都会とは少し違った、食べ物がおいしく、仕事があり、子育てや老後の暮らしにも良いまち。川村さんのマンションプロジェクトが、豊橋のまちづくりにも貢献してくれています」と述べた。
　このあと加藤満豊橋商工信用組合理事長の乾杯の音頭で懇親に入り、ジャズの生演奏を聞きながら、来場者たちが歓談した。
（竹下貴信）