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豊橋で「米寿記念 朝倉勝治作品展」

米寿記念展を開いた朝倉さん=ほの国百貨店で
米寿記念展を開いた朝倉さん=ほの国百貨店で

 豊橋市の洋画家・朝倉勝治さん(88)の「米寿記念 朝倉勝治作品展」が、同市駅前大通のほの国百貨店美術画廊で開催中。示現会名誉会員・日展会友として活躍する朝倉さんの画業の集大成とも言える作品展で、会場は連日多くのファンで賑わっている。6日まで。
 朝倉さんは1930年生まれ。時習館高校などで教壇に立ちながら、風景画制作に力を入れてきた。63年に日展に初入選し、以後21回出展。83年には示現会愛知支部長に就任、90年に日展会友に。日展洋画部や示現会展、日本水彩展などで活躍し、一昨年に豊橋市文化振興賞を受賞した。
 3年前から準備を進めてきた今展では、公募展出品作など大作8点と、12号以下の新作を中心とした小品11点という自選19作を披露。モチーフは長年にわたり何度も足を運んだ欧州の風景が中心で、フランスやモロッコ、スペインなどの街並みや古城のある情景を、自身の中に一度取り込んでから作品化した。適度な重厚感を出しながらも、しっとりとした透明感や明るさを心掛けたという、現地の爽やかな空気感が感じられる油絵を楽しむことができる。
 「無事米寿展を迎えることができた。精一杯やって来た作品を見て欲しい。今後も現場を見て描き続けていきたい」と朝倉さんは語る。期間中の土、日曜と最終日は在廊予定。
(田中博子)

 豊橋市の洋画家・朝倉勝治さん(88)の「米寿記念 朝倉勝治作品展」が、同市駅前大通のほの国百貨店美術画廊で開催中。示現会名誉会員・日展会友として活躍する朝倉さんの画業の集大成とも言える作品展で、会場は連日多くのファンで賑わっている。6日まで。
 朝倉さんは1930年生まれ。時習館高校などで教壇に立ちながら、風景画制作に力を入れてきた。63年に日展に初入選し、以後21回出展。83年には示現会愛知支部長に就任、90年に日展会友に。日展洋画部や示現会展、日本水彩展などで活躍し、一昨年に豊橋市文化振興賞を受賞した。
 3年前から準備を進めてきた今展では、公募展出品作など大作8点と、12号以下の新作を中心とした小品11点という自選19作を披露。モチーフは長年にわたり何度も足を運んだ欧州の風景が中心で、フランスやモロッコ、スペインなどの街並みや古城のある情景を、自身の中に一度取り込んでから作品化した。適度な重厚感を出しながらも、しっとりとした透明感や明るさを心掛けたという、現地の爽やかな空気感が感じられる油絵を楽しむことができる。
 「無事米寿展を迎えることができた。精一杯やって来た作品を見て欲しい。今後も現場を見て描き続けていきたい」と朝倉さんは語る。期間中の土、日曜と最終日は在廊予定。
(田中博子)

米寿記念展を開いた朝倉さん=ほの国百貨店で
米寿記念展を開いた朝倉さん=ほの国百貨店で

カテゴリー:社会・経済 / 芸能・文化

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