書き初めで自分の思いを一文字で表現
豊橋市立新川小学校で11日、年頭行事として全校児童による書き初め会が開かれた。6年生43人は恒例の「大書」に挑み、卒業を前にした自分の思いを一文字で表現した。
6年生は、体育館で書家・大澤華香さん(94)と大澤さん主宰の華墨会の会員の指導で挑戦。縦135㌢、横70㌢の全紙の前に立って太筆を走らせた。
会員から「勢いよく書く」などの助言を受けながら自分で決めた一文字を力強く書き上げ、最後に作った落かんを慎重に押した。
会場には「挑」「帆」「努」などの文字がズラリ。「愛」を書いた早川愛来萌さんは「心を引きつけ、慕われる人になりたい。書くのは難しかった」と笑顔を見せ、「笑」をしたためた糸数香さんは「将来、お笑い芸人になりたいのと、ずっと笑顔でいたいの思い」と話した。
大澤さんは「これからも習字をやるなら基礎を習い、勉強してください」と呼び掛けた。
この日は1、2年生が硬筆、3-5年生は毛筆で目標などを書いた。6年生の作品は卒業式で展示される。
(中村晋也)
豊橋市立新川小学校で11日、年頭行事として全校児童による書き初め会が開かれた。6年生43人は恒例の「大書」に挑み、卒業を前にした自分の思いを一文字で表現した。
6年生は、体育館で書家・大澤華香さん(94)と大澤さん主宰の華墨会の会員の指導で挑戦。縦135㌢、横70㌢の全紙の前に立って太筆を走らせた。
会員から「勢いよく書く」などの助言を受けながら自分で決めた一文字を力強く書き上げ、最後に作った落かんを慎重に押した。
会場には「挑」「帆」「努」などの文字がズラリ。「愛」を書いた早川愛来萌さんは「心を引きつけ、慕われる人になりたい。書くのは難しかった」と笑顔を見せ、「笑」をしたためた糸数香さんは「将来、お笑い芸人になりたいのと、ずっと笑顔でいたいの思い」と話した。
大澤さんは「これからも習字をやるなら基礎を習い、勉強してください」と呼び掛けた。
この日は1、2年生が硬筆、3-5年生は毛筆で目標などを書いた。6年生の作品は卒業式で展示される。
(中村晋也)