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東三河初のJリーグ審判を目指す牧野さん

二川宿本陣カップで主審を務める牧野さん㊨=3日、豊橋総合運動公園で
二川宿本陣カップで主審を務める牧野さん㊨=3日、豊橋総合運動公園で

 東三河から初のJリーグレフェリーを目指す若者がいる。豊橋市の牧野大輔さん(29)は日本サッカー協会(JFA)による2級審判員の資格保持者で、プロで笛を吹くことができる1級審判員を目指している。夢をかなえるため、幅広い年代の大会で積極的に経験を積んでいる。
 主に東海社会人リーグや大学生の試合で審判を務める牧野さん。目標の1級審判員は、2級取得後2年以上が経った実績のある34歳以下で、各地域のサッカー協会の推薦を受け、筆記や体力、実技テストに合格すると取得できる。JリーグやJFLで主審や副審を務めることができ、東三河で取得した人はまだいない。
 もともと磐田東高校(静岡)でプレーしていた牧野さんは、新潟の専門学校JAPANサッカーカレッジのコーチ・審判専攻科を卒業。24歳で豊橋市に戻り、新車準備センターで働きながら審判をこなす。関係者の推薦で、元名古屋グランパスの中村直志さんの引退試合でも笛を吹いた。
 大学生や社会人だけでなく、今月3、4日には小学生4年生によるアズーリ豊橋SC主催の二川宿本陣カップでも審判を務め、経験を重ねる。「試合の流れを壊さず、選手の力が発揮できるように」が信条で、自ら転倒するなどしてファウルを誘発する選手には毅然とした態度で対応する。「ずるいプレーは通用しないことを、子どものうちから教えないといけない。ジャッジの質が向上すれば、プレーの質も向上する」と話す。
 1級の試験は昨年失敗したが、来年再び挑戦する。まずは12月の選考試合で、東海地区の候補審判になることが目標だ。 
 全国で約200人いる1級審判員の中で、さらにJFAから優秀な審判として契約されるのが「プロフェッショナルレフェリー」だ。数十人しかおらず、J1やW杯での審判も任せられ、牧野さんの夢も大きく膨らむ。
(由本裕貴)

 東三河から初のJリーグレフェリーを目指す若者がいる。豊橋市の牧野大輔さん(29)は日本サッカー協会(JFA)による2級審判員の資格保持者で、プロで笛を吹くことができる1級審判員を目指している。夢をかなえるため、幅広い年代の大会で積極的に経験を積んでいる。
 主に東海社会人リーグや大学生の試合で審判を務める牧野さん。目標の1級審判員は、2級取得後2年以上が経った実績のある34歳以下で、各地域のサッカー協会の推薦を受け、筆記や体力、実技テストに合格すると取得できる。JリーグやJFLで主審や副審を務めることができ、東三河で取得した人はまだいない。
 もともと磐田東高校(静岡)でプレーしていた牧野さんは、新潟の専門学校JAPANサッカーカレッジのコーチ・審判専攻科を卒業。24歳で豊橋市に戻り、新車準備センターで働きながら審判をこなす。関係者の推薦で、元名古屋グランパスの中村直志さんの引退試合でも笛を吹いた。
 大学生や社会人だけでなく、今月3、4日には小学生4年生によるアズーリ豊橋SC主催の二川宿本陣カップでも審判を務め、経験を重ねる。「試合の流れを壊さず、選手の力が発揮できるように」が信条で、自ら転倒するなどしてファウルを誘発する選手には毅然とした態度で対応する。「ずるいプレーは通用しないことを、子どものうちから教えないといけない。ジャッジの質が向上すれば、プレーの質も向上する」と話す。
 1級の試験は昨年失敗したが、来年再び挑戦する。まずは12月の選考試合で、東海地区の候補審判になることが目標だ。 
 全国で約200人いる1級審判員の中で、さらにJFAから優秀な審判として契約されるのが「プロフェッショナルレフェリー」だ。数十人しかおらず、J1やW杯での審判も任せられ、牧野さんの夢も大きく膨らむ。
(由本裕貴)

二川宿本陣カップで主審を務める牧野さん㊨=3日、豊橋総合運動公園で
二川宿本陣カップで主審を務める牧野さん㊨=3日、豊橋総合運動公園で

カテゴリー:社会・経済 / スポーツ

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