来年1～2月に「とよはしまちなかスロータウン映画祭」

　「とよはしまちなかスロータウン映画祭」（実行委員会主催）が来年１～２月、豊橋市の穂の国とよはし芸術劇場プラットで開かれる。17回目となり、１月13日のオープニングイベントには女優の宮本信子さんを迎え「新春シネマ＆トーク」を行う。映画は、同19日から２月17日の週末にかけて上映。チケットは今月24日から発売される。
　オープニングでは、夫の故伊丹十三さんが監督で手掛け、宮本さんが出演した「タンポポ」（午前10時半）「マルサの女」（午後１時半）を上映。同４時からトークショーとなる。開催日と伊丹さんの名前にかけて「十三日和。宮本信子といい話」と題して行う。２作品とトークで２５００円。
　今回は、人気の絶叫上映が映画祭で行われる。１月26日午後６時からで、作品はインドの映画「バーフバリ王の凱旋」。勇ましい戦いなどのシーンに観客が掛け声、手拍子などで座ったまま応援する。鈴やタンバリンなど小型の鳴り物も使える。１０００円。
　「ライブ＆バー」として２月３日には、民謡とラテンのリズムを融合させた音楽の「民謡クルセイダーズ」のライブ。午後６時からで２５００円。同16日夜には、今回もＤＪなどで知られるピーター・バラカンさんのトークもある。
　映画の上映は１月19日から始まり、２月17日まで行われる。邦画６本と洋画10本で、「生れてはみたけれど」（１月20日）は、短縮版「豪勇ロイド」と合わせて活動弁士・佐々木亜希子さんによる活弁が楽しめる。スクリーンで見られる機会は少ない初代の「ゴジラ」（同26日）もある。
　１作品５００円で鑑賞でき、16作品通し券は２５００円。当日券はない。
　いずれも詳細はホームページで分かり、「まちなかスロータウン」で検索する。各チケットはプラットチケットセンターなどで扱う。
　他の上映作品は次の通り。
　１月19・20日＝ドリーム、母と暮せば▽19日＝アメリカン・グラフィティ▽26・27日＝モリのいる場所、僕のワンダフル・ライフ▽27日＝サウンド・オブ・ミュージック▽２月９・10日＝羊と鋼の森、リメンバー・ミー▽９日＝裏窓▽10日＝はじめてのおもてなし▽16・17日＝グレイテスト・ショーマン、続・深夜食堂▽16日＝あなたの旅立ち、綴ります▽17日＝しあわせの絵の具
（中村晋也）