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小学3年生の美音さん 作曲家デビュー

作曲家デビュー作が載った絵本を手にする鈴木美音さん=豊橋市内で(提供)
作曲家デビュー作が載った絵本を手にする鈴木美音さん=豊橋市内で(提供)

 豊橋市在住の鈴木美音(みお)さん(同市立羽根井小3年)が、10月末に小学館から発売したぴっかぴかえほんシリーズ「ぼくたちのうた」(山﨑優子・作)で作曲家デビューを果たした。同書の巻末に、絵本を元に美音さんが書き下ろした曲を掲載しているもので、「こんなにきれいな絵に曲をつけさせてもらい、イメージ通りの曲が出来てとてもうれしい。たくさんの人に絵本を見て、私が書いた曲を聴いてほしい」と話している。
 5歳からピアノを、6歳から音楽家として活動する父・直己さんから作曲の手ほどきも受けている美音さん。これまでに数々のコンクールで受賞を重ねている。今回、小学館からの依頼を受け、絵本からインスピレーションを受けた曲を作り、自ら演奏も手掛けた。
 「絵本を見てそのイメージで曲を作ってほしいと言われた時、とてもびっくりした。私にできるかなぁと心配になったが、すぐにやってみたい気持ちに変わった」という美音さん。絵本は、四季折々の自然から聞こえてくる音楽を優しく温かみある絵で美しく綴ったもので、美音さんは8月上旬に原画を見て、すぐに頭の中にメロディーが浮かび、五線紙を置いて書き始めたという。おおよそのメロディーは20分ほどで書き上げ、その後2週間ほどでハーモニーなど細かく修正、8月末に清書を完成させた。
 仕上がりには満足しているというが、「自分が書いた楽譜が載っている絵本がお店に並んでいる風景は不思議な感じがして、まだはっきり実感がわかない」そう。美音さんが自ら演奏したみずみずしい音楽は、「ぴっかぴかえほん」「小学館キッズチャンネル」でホームページを検索、ダウンロードして聴くことができる。
15日午後6時半ごろからNHK情報番組「まるっと」に生中継で6分ほど出演するほか、23日は新城、12月8日には豊橋で「ほのぼの音楽会」に出演、12月15日には精文館書店三ノ輪店で「えほん音楽会」も開く予定。
(田中博子)

 豊橋市在住の鈴木美音(みお)さん(同市立羽根井小3年)が、10月末に小学館から発売したぴっかぴかえほんシリーズ「ぼくたちのうた」(山﨑優子・作)で作曲家デビューを果たした。同書の巻末に、絵本を元に美音さんが書き下ろした曲を掲載しているもので、「こんなにきれいな絵に曲をつけさせてもらい、イメージ通りの曲が出来てとてもうれしい。たくさんの人に絵本を見て、私が書いた曲を聴いてほしい」と話している。
 5歳からピアノを、6歳から音楽家として活動する父・直己さんから作曲の手ほどきも受けている美音さん。これまでに数々のコンクールで受賞を重ねている。今回、小学館からの依頼を受け、絵本からインスピレーションを受けた曲を作り、自ら演奏も手掛けた。
 「絵本を見てそのイメージで曲を作ってほしいと言われた時、とてもびっくりした。私にできるかなぁと心配になったが、すぐにやってみたい気持ちに変わった」という美音さん。絵本は、四季折々の自然から聞こえてくる音楽を優しく温かみある絵で美しく綴ったもので、美音さんは8月上旬に原画を見て、すぐに頭の中にメロディーが浮かび、五線紙を置いて書き始めたという。おおよそのメロディーは20分ほどで書き上げ、その後2週間ほどでハーモニーなど細かく修正、8月末に清書を完成させた。
 仕上がりには満足しているというが、「自分が書いた楽譜が載っている絵本がお店に並んでいる風景は不思議な感じがして、まだはっきり実感がわかない」そう。美音さんが自ら演奏したみずみずしい音楽は、「ぴっかぴかえほん」「小学館キッズチャンネル」でホームページを検索、ダウンロードして聴くことができる。
15日午後6時半ごろからNHK情報番組「まるっと」に生中継で6分ほど出演するほか、23日は新城、12月8日には豊橋で「ほのぼの音楽会」に出演、12月15日には精文館書店三ノ輪店で「えほん音楽会」も開く予定。
(田中博子)

作曲家デビュー作が載った絵本を手にする鈴木美音さん=豊橋市内で(提供)
作曲家デビュー作が載った絵本を手にする鈴木美音さん=豊橋市内で(提供)

カテゴリー:社会・経済

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