新城で県中学校駅伝

　第67回県中学校駅伝大会（県など主催）が17日、新城市の新城総合公園で行われた。男子、女子それぞれ50チームが出場。東三河では男子が一時トップに立った豊橋南陽が４位、昨年度優勝の田原東部は後半の猛追届かず５位、豊川東部が８位。女子は一宮（豊川）が４位と上位入賞した。
　大会は園内の陸上競技場を発着点とする男子６区間18㌔、女子５区間12・６㌔で行われた。男子は竜海（岡崎市）、女子は矢作（同）がそれぞれ初優勝し、全国大会への出場権を得た。
　男子は豊橋南陽の２区・小倉謙心（３年）が９位でタスキを受けて８人を抜いてトップに立った。後続が岡崎勢（竜海、葵、岡崎南）の追い上げを許したものの、アンカーの伊藤彰吾（３年）が巻き返し、初の入賞を果たした。
　田原東部は５区の吉居駿恭（３年）と６区の鈴木大輔（同）がともに区間賞に輝く走りで追い上げたが、及ばなかった。吉居は31位からタスキを受けて23人抜いて順位を８位まで上げる活躍。「全国にみんなで行きたかった」と涙を流した。
　女子は東三河大会を制した一宮（豊川）が４位入賞。２区の夏目紗彩（２年）が区間３位の走りで２位に上げるも踏ん張れなかった。佐野亮監督は「高速のペース展開だった。タイムは良かったけど全国への壁は厚かった」と話した。
　東三河勢を含む上位の結果は次の通り。
　【男子】①竜海58分17秒②葵58分24秒③岡崎南58分32秒④豊橋南陽58分44秒⑤田原東部58分49秒⑧豊川東部59分01秒
　区間賞＝２区・都築龍彌（豊川東部）９分25秒▽５区・吉居駿恭（田原東部）８分49秒▽６区・鈴木大輔（同）９分30秒
　【女子】①矢作42分24秒②六ツ美北（岡崎）42分34秒③横須賀（東海）43分46秒④一宮43分50秒
（安藤聡）