蒲郡市の2支援センター愛称決まる

公募から「うみのこ」と「にこりん」
　蒲郡市が今年度、市保健医療センター（浜町）に整備する子育て世代包括支援センターと児童発達支援センターの愛称が決まった。包括支援センターは「うみのこ」、児童発達支援センターは「にこりん」になった。
　市は育児環境の充実を図ろうと今年度、保健医療センター内の１階部分に子育て世代包括支援センター、３階部分に児童発達支援センターを計５４４３万円で整備。年度内に工事を完了させ、来年４月１日に開設を目指している。
　愛称は市民に親しみやすい施設となるよう今年７、８月を期間に募集。子育て世代包括支援に90人１５４点、児童発達支援に85人１５１点の応募があった。
　「うみのこ」は市内在住小学２年・平野蕗花さん（７）が「海のように見守ってくれる場所になるといいな」と考案。「にこりん」は市内の稲吉賀織さんが「支援が必要な子どもの成長を喜び会える親が増えていくように」と応募したという。
　愛称は18日に同センターで開かれた「ひとねる祭」でお披露目され、稲葉正吉市長が平野さんにプレゼントを手渡した。
（安藤聡）