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国道23号豊橋BP豊川橋料金所跡地に防災倉庫

料金所跡地に設けられた防災倉庫=豊橋市富久縞町で
料金所跡地に設けられた防災倉庫=豊橋市富久縞町で

 一時避難場所となっている国道23号豊橋バイパス豊川橋料金所跡地(豊橋市富久縞町)に防災倉庫が整備され、23日、完成記念式典が住民らが出席して現地で開かれた。倉庫が設けられた上り線の跡地は昨年、避難路が新設されており、避難した住民らのための食料、発電機などを倉庫に備えた。
 三河湾、豊川(とよがわ)に面した地元・吉田方校区の西部地域は、南海トラフ地震の際、津波による被害が想定され、高架上にある同料金所跡地は津波からの避難場所となっている。
 海抜5~6㍍の所で、上り線の跡地は約9000平方㍍。地元の要望を受け、ここへ円滑に行ける避難路約70㍍を国土交通省中部地方整備局名古屋国道事務所が整備し、豊橋市が防災倉庫を設置した。市は、指定避難所までの距離が遠い地域に一時避難などのため避難支援場所として防災倉庫の整備を進めている。
 この日は、吉田方校区住民ら約130人が津波を想定し、跡地を目指して避難訓練に取り組んだ。このあと開かれた式典では、佐原光一市長が経過を説明した上で「皆さんの思いと中身が詰まった防災倉庫になった」とあいさつ。根本幸典衆院議員、同事務所の山田直也所長らも祝った。
 倉庫には備蓄食料や毛布、ガスボンベを使う発電機、LED照明灯、簡易トイレなどを備える。校区自治会の山本晴久会長は「ここに逃げても何もないということがなくなり、避難場所の選択肢が増えた。うれしいことです」と話した。
(中村晋也)

 一時避難場所となっている国道23号豊橋バイパス豊川橋料金所跡地(豊橋市富久縞町)に防災倉庫が整備され、23日、完成記念式典が住民らが出席して現地で開かれた。倉庫が設けられた上り線の跡地は昨年、避難路が新設されており、避難した住民らのための食料、発電機などを倉庫に備えた。
 三河湾、豊川(とよがわ)に面した地元・吉田方校区の西部地域は、南海トラフ地震の際、津波による被害が想定され、高架上にある同料金所跡地は津波からの避難場所となっている。
 海抜5~6㍍の所で、上り線の跡地は約9000平方㍍。地元の要望を受け、ここへ円滑に行ける避難路約70㍍を国土交通省中部地方整備局名古屋国道事務所が整備し、豊橋市が防災倉庫を設置した。市は、指定避難所までの距離が遠い地域に一時避難などのため避難支援場所として防災倉庫の整備を進めている。
 この日は、吉田方校区住民ら約130人が津波を想定し、跡地を目指して避難訓練に取り組んだ。このあと開かれた式典では、佐原光一市長が経過を説明した上で「皆さんの思いと中身が詰まった防災倉庫になった」とあいさつ。根本幸典衆院議員、同事務所の山田直也所長らも祝った。
 倉庫には備蓄食料や毛布、ガスボンベを使う発電機、LED照明灯、簡易トイレなどを備える。校区自治会の山本晴久会長は「ここに逃げても何もないということがなくなり、避難場所の選択肢が増えた。うれしいことです」と話した。
(中村晋也)

料金所跡地に設けられた防災倉庫=豊橋市富久縞町で
料金所跡地に設けられた防災倉庫=豊橋市富久縞町で

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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