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豊橋の村田さん 読書感想文で文科大臣賞

文部科学大臣賞の受賞報告に訪れた村田さん=豊橋市役所で
文部科学大臣賞の受賞報告に訪れた村田さん=豊橋市役所で

 第42回「てのひら文庫賞」読書感想文全国コンクール(総合初等教育研究所主催)で、応募総数15万5375点の中から、豊橋市立鷹丘小学校2年の村田愛莉さん(7)が最高賞の文部科学大臣賞を受賞した。28日、市役所を訪れ、山西正泰教育長に喜びを語った。
 選んだ本は、児童文学かぎばあさんシリーズ1作目の「ふしぎなかぎばあさん」(手島悠介作)。かぎをなくして、家に入れない主人公の少年・広一と大量のかぎを持つ魔法使いのようなおばあさんとの心温まる交流を描いた物語。
 村田さんは、何度も読み返す中でいいなと思う部分に付せんを貼り、原稿用紙3枚にまとめた。かぎを持参し、親が仕事から帰ってくるまで1人で過ごす“かぎっ子”の自身と広一の姿を重ね、1人で過ごす不安や寂しさを文章にしたためた。
 一方で、「かぎばあさんって何者?」という純粋な疑問には、自らの環境を顧みることで答えを出し「かぎばあさんが優しくできるのは心が強いから。自分もそうなりたい」と一歩成長した姿で文を締めくくった。
 昨年の優秀賞に続き2年連続の受賞に「『また賞に入れたらいいな』と思ったので、けっこううれしい」と笑顔を見せた村田さん。山西教育長には、24日に東京・品川であった表彰式で作文を音読したことを報告し「ドキドキしたけれど、またやりたい」と度胸のある一面を見せた。
 担任の石川翔大教諭は、村田さんについて、文章へのこだわりが強く、ピアノや運動もできる「スーパーぴかぴか2年生」と表現。山西教育長は「能力をいっぱい伸ばしていってください」とエールが送った。
(飯塚雪)

 第42回「てのひら文庫賞」読書感想文全国コンクール(総合初等教育研究所主催)で、応募総数15万5375点の中から、豊橋市立鷹丘小学校2年の村田愛莉さん(7)が最高賞の文部科学大臣賞を受賞した。28日、市役所を訪れ、山西正泰教育長に喜びを語った。
 選んだ本は、児童文学かぎばあさんシリーズ1作目の「ふしぎなかぎばあさん」(手島悠介作)。かぎをなくして、家に入れない主人公の少年・広一と大量のかぎを持つ魔法使いのようなおばあさんとの心温まる交流を描いた物語。
 村田さんは、何度も読み返す中でいいなと思う部分に付せんを貼り、原稿用紙3枚にまとめた。かぎを持参し、親が仕事から帰ってくるまで1人で過ごす“かぎっ子”の自身と広一の姿を重ね、1人で過ごす不安や寂しさを文章にしたためた。
 一方で、「かぎばあさんって何者?」という純粋な疑問には、自らの環境を顧みることで答えを出し「かぎばあさんが優しくできるのは心が強いから。自分もそうなりたい」と一歩成長した姿で文を締めくくった。
 昨年の優秀賞に続き2年連続の受賞に「『また賞に入れたらいいな』と思ったので、けっこううれしい」と笑顔を見せた村田さん。山西教育長には、24日に東京・品川であった表彰式で作文を音読したことを報告し「ドキドキしたけれど、またやりたい」と度胸のある一面を見せた。
 担任の石川翔大教諭は、村田さんについて、文章へのこだわりが強く、ピアノや運動もできる「スーパーぴかぴか2年生」と表現。山西教育長は「能力をいっぱい伸ばしていってください」とエールが送った。
(飯塚雪)

文部科学大臣賞の受賞報告に訪れた村田さん=豊橋市役所で
文部科学大臣賞の受賞報告に訪れた村田さん=豊橋市役所で

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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