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豊橋高師台中で競輪3選手が授業

スピードメーターつきの自転車を懸命にこぐ生徒=市立高師台中学校で
スピードメーターつきの自転車を懸命にこぐ生徒=市立高師台中学校で

 豊橋競輪をホームバンクとする競輪選手3人が7日、豊橋市立高師台中学校で1、2年生約450人を前に、プロスポーツとしての「競輪選手」を紹介した。生徒たちはスピードメーター付きの自転車をこぎ、どれくらい速度を出せるかにも挑戦。トップアスリートのすごさを身をもって体感した。
 2年生が行った職場体験学習の発表会の一環で実施。普段接することがない職業の人と触れ合うことで、高校進学を控える2年生に職業選択の考えを深めてもらおうと同校が企画した。
 訪れたのは、A級の白井一機選手(49)とガールズケイリンの田中千尋選手(20)の豊橋市出身者2人と、S級の下岡優季選手(28)。
 競輪学校の生活や五輪での活躍、S級選手の平均獲得賞金が1億円にのぼることなどを説明。華やかな一方で、「競輪にオフシーズンはなく、レースがない日はトレーニングに費やしている」と厳しいプロの世界についても語った。
 続いて、生徒たちは固定された自転車に乗りタイムを計測。「頑張れ」の掛け声の中、懸命にペダルを回し、200㍍を完走、終了後には息が上がっていた。大トリはS級の下岡選手。圧倒的なスピード感に生徒たちから大歓声が起こり、最高時速80・71㌔をたたきだした。
 質問コーナーでは「どうしてすね毛がないのか」という問いに、下岡選手が「けがの治療がしやすいようにと、ケ(毛)ガないというゲン担ぎ」と笑いを誘う一幕もあった。
 最後は、同市立青陵中学時代に競輪選手を志した白井選手から「自分を信じて自信を持ち、これからの人生いろんなことにチャレンジしてほしい」と生徒たちへメッセージが送られた。
 自転車をこいだ2年の髙林一慶さん(14)は「ペダルがとても重くて、太ももとふくらはぎがパンパン。競輪選手たちがすごく鍛えていることがよく分かった」と話していた。
(飯塚雪)

 豊橋競輪をホームバンクとする競輪選手3人が7日、豊橋市立高師台中学校で1、2年生約450人を前に、プロスポーツとしての「競輪選手」を紹介した。生徒たちはスピードメーター付きの自転車をこぎ、どれくらい速度を出せるかにも挑戦。トップアスリートのすごさを身をもって体感した。
 2年生が行った職場体験学習の発表会の一環で実施。普段接することがない職業の人と触れ合うことで、高校進学を控える2年生に職業選択の考えを深めてもらおうと同校が企画した。
 訪れたのは、A級の白井一機選手(49)とガールズケイリンの田中千尋選手(20)の豊橋市出身者2人と、S級の下岡優季選手(28)。
 競輪学校の生活や五輪での活躍、S級選手の平均獲得賞金が1億円にのぼることなどを説明。華やかな一方で、「競輪にオフシーズンはなく、レースがない日はトレーニングに費やしている」と厳しいプロの世界についても語った。
 続いて、生徒たちは固定された自転車に乗りタイムを計測。「頑張れ」の掛け声の中、懸命にペダルを回し、200㍍を完走、終了後には息が上がっていた。大トリはS級の下岡選手。圧倒的なスピード感に生徒たちから大歓声が起こり、最高時速80・71㌔をたたきだした。
 質問コーナーでは「どうしてすね毛がないのか」という問いに、下岡選手が「けがの治療がしやすいようにと、ケ(毛)ガないというゲン担ぎ」と笑いを誘う一幕もあった。
 最後は、同市立青陵中学時代に競輪選手を志した白井選手から「自分を信じて自信を持ち、これからの人生いろんなことにチャレンジしてほしい」と生徒たちへメッセージが送られた。
 自転車をこいだ2年の髙林一慶さん(14)は「ペダルがとても重くて、太ももとふくらはぎがパンパン。競輪選手たちがすごく鍛えていることがよく分かった」と話していた。
(飯塚雪)

スピードメーターつきの自転車を懸命にこぐ生徒=市立高師台中学校で
スピードメーターつきの自転車を懸命にこぐ生徒=市立高師台中学校で

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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