凍える列島 東三河も雪化粧

　日本列島は14日、非常に強い寒気が流れ込み、広い地域で雪となった。東三河も奥三河のほか、豊橋、豊川、蒲郡、田原の平野部でも雪が舞ったり、積もったりした。
　豊橋市内は午前中から雪が降ったり、やんだりで、豊橋駅前では肩をすくめて歩く人らの姿が見られた。
　豊川市では、早朝から豊川稲荷の境内が雪化粧をまとった。本殿前の庭園の草木は白く染まり、週末を利用して初詣に訪れた参拝客らを魅了。本殿につながる石の参道はところどころが凍結し、訪れた人が足元に気を付けながら歩いた。
　上長山、足山田町など山間部に近い地域の民家は屋根に雪をかぶり、本宮山（標高７８９㍍）では中腹から頂上へ続く登山道や、頂上付近の砥鹿神社奥宮で10㌢以上の積雪を観測し、銀世界となった。
　蒲郡市内でも日中、一時激しく降り、観光地の竹島園地などが雪化粧。菜の花まつりが開幕した「常春の渥美半島」も雪に見舞われ、畑のキャベツが雪をかぶった。
（取材班）