文字の大きさ

18日に「浜松三ヶ日・豊橋道路」国の計画段階評価

 東三河、遠州両地域の新たな南北軸として建設を目指す「浜松三ヶ日・豊橋道路」(仮称)が、国の計画段階評価の手続きに入る。国土交通省中部地方整備局は18日、名古屋市内で社会資本整備審議会道路分科会中部地方小委員会を開催し、同道路を議題にする。おおむねの起終点、経過地が設定された同道路。実現への期待が膨らむ。
 計画段階評価では、小委員会の委員となっている有識者の意見を踏まえ、政策目標を明確化した上で、比較、評価を行う。地域、トラックなどの物流業、産業界などにアンケートも実施し、委員に示される。地域の声を聞きながら、事業の必要性などを検証。ルート案が示される。一般的には2~3年かかるという。
 浜松三ヶ日・豊橋道路は地域発案の道路で、東三河、遠州の官民が一体となって実現に向けた要望活動などを展開。今春には、浜松市の東名高速道路三ヶ日ジャンクションと三河港を起終点とし、愛知、静岡両県境にある弓張山地の東側を経過地にしたことが公表された。
 計画段階評価に入ることについて、豊橋市の佐原光一市長は今月の定例会見で「ルートを徐々に絞っていく作業が進められる。国交省も実現させるんだという意思決定だと思う」と話し、「しっかりと前へ進めるため国交省中部地方整備局と力を合わせたい」と述べた。
 実現への歩みが進んでいることには「太田昭宏元国交大臣、根本幸典衆院議員が道路の必要性を理解し、訴えていただいた。三河港の明海地区、田原地区の企業でつくる団体の皆さんも国に熱く説明してくれた」と振り返り、三遠南信地域でも議論されるようになったことを挙げ「豊橋、田原、浜松、湖西の人たちの応援でやっとここまでこられた」と感謝の気持ちを明かした。
(中村晋也)

 東三河、遠州両地域の新たな南北軸として建設を目指す「浜松三ヶ日・豊橋道路」(仮称)が、国の計画段階評価の手続きに入る。国土交通省中部地方整備局は18日、名古屋市内で社会資本整備審議会道路分科会中部地方小委員会を開催し、同道路を議題にする。おおむねの起終点、経過地が設定された同道路。実現への期待が膨らむ。
 計画段階評価では、小委員会の委員となっている有識者の意見を踏まえ、政策目標を明確化した上で、比較、評価を行う。地域、トラックなどの物流業、産業界などにアンケートも実施し、委員に示される。地域の声を聞きながら、事業の必要性などを検証。ルート案が示される。一般的には2~3年かかるという。
 浜松三ヶ日・豊橋道路は地域発案の道路で、東三河、遠州の官民が一体となって実現に向けた要望活動などを展開。今春には、浜松市の東名高速道路三ヶ日ジャンクションと三河港を起終点とし、愛知、静岡両県境にある弓張山地の東側を経過地にしたことが公表された。
 計画段階評価に入ることについて、豊橋市の佐原光一市長は今月の定例会見で「ルートを徐々に絞っていく作業が進められる。国交省も実現させるんだという意思決定だと思う」と話し、「しっかりと前へ進めるため国交省中部地方整備局と力を合わせたい」と述べた。
 実現への歩みが進んでいることには「太田昭宏元国交大臣、根本幸典衆院議員が道路の必要性を理解し、訴えていただいた。三河港の明海地区、田原地区の企業でつくる団体の皆さんも国に熱く説明してくれた」と振り返り、三遠南信地域でも議論されるようになったことを挙げ「豊橋、田原、浜松、湖西の人たちの応援でやっとここまでこられた」と感謝の気持ちを明かした。
(中村晋也)

カテゴリー:政治・行政

 PR

PR