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オーエスジー全国合同賀詞交歓会

出席者らと鏡割りを行う石川社長㊨=オーエスジーゲストハウスで
出席者らと鏡割りを行う石川社長㊨=オーエスジーゲストハウスで

 国内トップの総合精密切削工具メーカーのオーエスジー(石川則男代表取締役社長)は16日、豊川市一宮町の同社ゲストハウスで全国合同賀詞交歓会を開いた。
 同社の卸売代行店や特約代理店の関係者ら100人近くが出席する中、あいさつした石川社長は、今年一番の懸念材料として20日に就任する米国のトランプ次期大統領を挙げた。
 トランプ氏は国益を最優先し、トヨタなどの海外自動車メーカーによるメキシコでの工場建設を批判。オーエスジーも昨年7月にメキシコに2カ所目の工場を進出したばかりだが、石川社長は「メキシコでの自動車産業は最近5年間で一気に花が咲いている。中長期的に見て、自分たちの意見を堂々と持つことが大切だ」と強調した。
 そして、先日の決算発表で7年ぶりに減収・減益となったことを反省材料に、2017年度の目標を同社の高性能製品「Aブランド」の拡充、テクニカルセンターの大手ユーザーへの開拓、売り上げ1165億円・営業利益195億円の3点を掲げ「皆さまとパートナーシップを強化して、史上最高額の売り上げを目指したい」と意気込んだ。
(由本裕貴)

 国内トップの総合精密切削工具メーカーのオーエスジー(石川則男代表取締役社長)は16日、豊川市一宮町の同社ゲストハウスで全国合同賀詞交歓会を開いた。
 同社の卸売代行店や特約代理店の関係者ら100人近くが出席する中、あいさつした石川社長は、今年一番の懸念材料として20日に就任する米国のトランプ次期大統領を挙げた。
 トランプ氏は国益を最優先し、トヨタなどの海外自動車メーカーによるメキシコでの工場建設を批判。オーエスジーも昨年7月にメキシコに2カ所目の工場を進出したばかりだが、石川社長は「メキシコでの自動車産業は最近5年間で一気に花が咲いている。中長期的に見て、自分たちの意見を堂々と持つことが大切だ」と強調した。
 そして、先日の決算発表で7年ぶりに減収・減益となったことを反省材料に、2017年度の目標を同社の高性能製品「Aブランド」の拡充、テクニカルセンターの大手ユーザーへの開拓、売り上げ1165億円・営業利益195億円の3点を掲げ「皆さまとパートナーシップを強化して、史上最高額の売り上げを目指したい」と意気込んだ。
(由本裕貴)

出席者らと鏡割りを行う石川社長㊨=オーエスジーゲストハウスで
出席者らと鏡割りを行う石川社長㊨=オーエスジーゲストハウスで

カテゴリー:社会・経済

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