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シュートボクシング全日本大会 豊橋の大久保君が初優勝

カテゴリー:スポーツ

初優勝を果たした大久保君=豊橋市内で
初優勝を果たした大久保君=豊橋市内で

 東京・浅草花やしきで今月16日にあったシュートボクシングの大会「アマチュアSB全日本王座決定トーナメント」のジュニア30㌔級で、国際空手道修徳会(田原市)所属の豊橋市立栄小学校6年・大久保颯君(12)が初優勝を果たした。経験が浅い中で手にした初めてのベルトに、大久保君は「プレッシャーに押しつぶされそうだったけれど、勝ててうれしい」と笑顔を見せる。
 11月に豊川市で行われた中部代表決定戦の決勝で負けた大久保君は、推薦枠で同トーナメントへの出場権を獲得。東日本、西日本、中部の代表と推薦の計4人で戦った。
 小学1年の終わりから空手道場の修徳会で鍛錬を積んできた大久保君は1年前から、キックボクシングの練習も追加。現在は週3日、道場に通う。
 キックボクシングルールだった代表決定戦とは異なり、トーナメントはシュートボクシングルールが適用される。シュートボクシングはパンチ、キックに加え、投げ技なども認められた立ち技総合格闘技。推薦が決まった11月末から大久保君も、投げ技を重点に練習。2㌔の減量にも励んだ。
 「推薦だから一番弱いと思ってすごく緊張した」と大久保君。決勝は10㌢も背が高い西日本代表選手を相手に、残り30秒で疲れを見せたところでパンチを繰り出し、見事ヒットした。
 学校が終わるとグラウンドを走りこみ、体力を強化してきた成果が現れ、そのまま判定勝ちをもぎ取った。
 今大会への思いは強かった。一緒に道場へ通う兄・峻さん(14)と弟・祐さん(11)は共に、空手の大会で優勝経験があったが、大久保君は2位止まり。優勝した瞬間にリングで涙があふれた。「もっとパンチ力をつけて力負けしないように頑張ります」とさらなる闘志をみせている。
(飯塚雪)

 東京・浅草花やしきで今月16日にあったシュートボクシングの大会「アマチュアSB全日本王座決定トーナメント」のジュニア30㌔級で、国際空手道修徳会(田原市)所属の豊橋市立栄小学校6年・大久保颯君(12)が初優勝を果たした。経験が浅い中で手にした初めてのベルトに、大久保君は「プレッシャーに押しつぶされそうだったけれど、勝ててうれしい」と笑顔を見せる。
 11月に豊川市で行われた中部代表決定戦の決勝で負けた大久保君は、推薦枠で同トーナメントへの出場権を獲得。東日本、西日本、中部の代表と推薦の計4人で戦った。
 小学1年の終わりから空手道場の修徳会で鍛錬を積んできた大久保君は1年前から、キックボクシングの練習も追加。現在は週3日、道場に通う。
 キックボクシングルールだった代表決定戦とは異なり、トーナメントはシュートボクシングルールが適用される。シュートボクシングはパンチ、キックに加え、投げ技なども認められた立ち技総合格闘技。推薦が決まった11月末から大久保君も、投げ技を重点に練習。2㌔の減量にも励んだ。
 「推薦だから一番弱いと思ってすごく緊張した」と大久保君。決勝は10㌢も背が高い西日本代表選手を相手に、残り30秒で疲れを見せたところでパンチを繰り出し、見事ヒットした。
 学校が終わるとグラウンドを走りこみ、体力を強化してきた成果が現れ、そのまま判定勝ちをもぎ取った。
 今大会への思いは強かった。一緒に道場へ通う兄・峻さん(14)と弟・祐さん(11)は共に、空手の大会で優勝経験があったが、大久保君は2位止まり。優勝した瞬間にリングで涙があふれた。「もっとパンチ力をつけて力負けしないように頑張ります」とさらなる闘志をみせている。
(飯塚雪)

初優勝を果たした大久保君=豊橋市内で
初優勝を果たした大久保君=豊橋市内で

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