文字の大きさ

豊橋技科大協力会が助成金

学生に助成金を手渡す松井会長㊧=豊橋技術科学大学で
学生に助成金を手渡す松井会長㊧=豊橋技術科学大学で

 豊橋市内などの企業でつくる豊橋技術科学大学協力会(会長・松井孝悦豊橋商工会議所副会頭)は16日、豊橋市天伯町の同大学で本年度の海外研修生助成金授与式を開いた。
 助成金の対象となったのは、米国や韓国などで開催された国際学会に参加、発表した電気・電子、化学などの分野を学ぶ院生8人(博士前期課程)。総額120万円が贈られた。
 式では、松井会長が協力会について説明し「学会参加をきっかけにして世界で活躍する研究者になってください」、同大学の大門裕之国際交流センター長も「将来に役立ててください」とそれぞれ期待を込めて話した。
 松井会長から助成金を受け取った学生たちは、1人ずつ学会の概要を報告。ポーランド・ワルシャワで開催された電気・電子分野の学会に参加した佐藤健人さんは「ディスカッションして自分の研究について確認できた。異分野の人とも交流でき、刺激を受けた」と話した。
 米国・サンディエゴで開かれた約4万人が参加の学会に行った化学系の中嶋さりいさんは「自分の研究に関心を持ってくれ、うれしかった。普段目にしている論文を書いている人とも会うことができた」と成果を述べた。
 同協力会は62社でつくり、1979(昭和54)年から学生への助成を続けている。
(中村晋也)

 豊橋市内などの企業でつくる豊橋技術科学大学協力会(会長・松井孝悦豊橋商工会議所副会頭)は16日、豊橋市天伯町の同大学で本年度の海外研修生助成金授与式を開いた。
 助成金の対象となったのは、米国や韓国などで開催された国際学会に参加、発表した電気・電子、化学などの分野を学ぶ院生8人(博士前期課程)。総額120万円が贈られた。
 式では、松井会長が協力会について説明し「学会参加をきっかけにして世界で活躍する研究者になってください」、同大学の大門裕之国際交流センター長も「将来に役立ててください」とそれぞれ期待を込めて話した。
 松井会長から助成金を受け取った学生たちは、1人ずつ学会の概要を報告。ポーランド・ワルシャワで開催された電気・電子分野の学会に参加した佐藤健人さんは「ディスカッションして自分の研究について確認できた。異分野の人とも交流でき、刺激を受けた」と話した。
 米国・サンディエゴで開かれた約4万人が参加の学会に行った化学系の中嶋さりいさんは「自分の研究に関心を持ってくれ、うれしかった。普段目にしている論文を書いている人とも会うことができた」と成果を述べた。
 同協力会は62社でつくり、1979(昭和54)年から学生への助成を続けている。
(中村晋也)

学生に助成金を手渡す松井会長㊧=豊橋技術科学大学で
学生に助成金を手渡す松井会長㊧=豊橋技術科学大学で

カテゴリー:社会・経済

 PR

PR