豊橋市自然史博物館でイノシシの企画展
今年の干支(えと)「亥」にちなんだ企画展「亥-猪口(ちょこ)っとイノシシ」が、豊橋市自然史博物館で開かれている。絶滅したイノシシの化石や由来する名前を持った生物の標本、歴史や民俗に関する資料など40点以上で、イノシシを生活に身近な動物として紹介している。
化石は、現在のアフリカ大陸に生息しているモリイノシシの近縁と考えられているイノシシの仲間で、ケニア国立博物館が所蔵する標本の複製。イノシシの口の形から名付けられたカタツムリの一種「イノクチマイマイ」や、肉が牡丹と呼ばれることにちなんだ貝の標本も並ぶ。
また、約1万年前にイノシシを家畜化したことで誕生したブタにまつわるものも飾っており、主任学芸員の加藤千茶子さんは「人間とイノシシが近い関係にあることを知ってほしい」と話している。
同展は14日まで、観覧無料。5日午後2時半からは解説会「イノシシを知る」を主任学芸員が行う。
(飯塚雪)
今年の干支(えと)「亥」にちなんだ企画展「亥-猪口(ちょこ)っとイノシシ」が、豊橋市自然史博物館で開かれている。絶滅したイノシシの化石や由来する名前を持った生物の標本、歴史や民俗に関する資料など40点以上で、イノシシを生活に身近な動物として紹介している。
化石は、現在のアフリカ大陸に生息しているモリイノシシの近縁と考えられているイノシシの仲間で、ケニア国立博物館が所蔵する標本の複製。イノシシの口の形から名付けられたカタツムリの一種「イノクチマイマイ」や、肉が牡丹と呼ばれることにちなんだ貝の標本も並ぶ。
また、約1万年前にイノシシを家畜化したことで誕生したブタにまつわるものも飾っており、主任学芸員の加藤千茶子さんは「人間とイノシシが近い関係にあることを知ってほしい」と話している。
同展は14日まで、観覧無料。5日午後2時半からは解説会「イノシシを知る」を主任学芸員が行う。
(飯塚雪)