蒲郡で柑橘類「せとか」収穫開始
蒲郡市内で5日、柑橘類「せとか」の収穫が始まった。市内では2004年産から出荷が始まり、現在では贈答用として人気が高い品種。JA蒲郡市は「甘みたっぷりの味と食べやすさでブランド品として展開していきたい」と意気込む。
せとかは「清見」と「アンコール」、「マーコット」という3種類の柑橘類をかけあわせたソフトボールと同じ大きさになる品種。種なしで内袋ごと食べられ、甘みもたっぷりとなっている。
同農協によると、市内では08年に「産地化品種」として指定。以後、生産者と栽培面積を増やしてきた。今季の栽培面積は5・3㌶、生産者43人でいずれも過去最高という。
木にトゲが生えるため、栽培時は実に傷がつかないよう摘果するほか、収穫も慎重に行われる。農家の手間がかかった果実となる。
同市清田町のビニールハウスでは生産者の柴田智広さん(41)がハサミを入れて丁寧に切り取った。
柴田さんによると、昨年は猛暑によって外皮の変色や台風の強風による果実へのキズへの対応に追われた。「ようやく収穫を迎えることができた。見た目の良さと食べておいしい味わいを楽しんでください」と話した。
販売は10日から。今季は2月下旬までに約132㌧を中京や京浜、北陸方面に出荷していくという。
(安藤聡)
蒲郡市内で5日、柑橘類「せとか」の収穫が始まった。市内では2004年産から出荷が始まり、現在では贈答用として人気が高い品種。JA蒲郡市は「甘みたっぷりの味と食べやすさでブランド品として展開していきたい」と意気込む。
せとかは「清見」と「アンコール」、「マーコット」という3種類の柑橘類をかけあわせたソフトボールと同じ大きさになる品種。種なしで内袋ごと食べられ、甘みもたっぷりとなっている。
同農協によると、市内では08年に「産地化品種」として指定。以後、生産者と栽培面積を増やしてきた。今季の栽培面積は5・3㌶、生産者43人でいずれも過去最高という。
木にトゲが生えるため、栽培時は実に傷がつかないよう摘果するほか、収穫も慎重に行われる。農家の手間がかかった果実となる。
同市清田町のビニールハウスでは生産者の柴田智広さん(41)がハサミを入れて丁寧に切り取った。
柴田さんによると、昨年は猛暑によって外皮の変色や台風の強風による果実へのキズへの対応に追われた。「ようやく収穫を迎えることができた。見た目の良さと食べておいしい味わいを楽しんでください」と話した。
販売は10日から。今季は2月下旬までに約132㌧を中京や京浜、北陸方面に出荷していくという。
(安藤聡)