砥鹿神社で弓始祭
豊川市一宮町の三河国一之宮・砥鹿神社(岩崎和夫宮司)で8日、年頭の祭典「弓始祭」(ゆみはじめさい)が行われた。
社殿前で行われる奉射神事で、鯛(たい)が掛けられた鯨幕に「鬼」に似た字が書かれた的をつるし、黒木の弓で放つ白羽の矢で射止めて一年間の邪気を振り払うもの。
神職や初詣客が見守る中、県弓道連盟豊橋支部の錬士5段の山本伸郎さん(61)と、教士6段の町屋大輔さん(36)が交互に2本ずつ矢を放ち、合わせて3本が的を射た。静かに見守っていた人たちからは拍手が送られた。
2人は「無事に終えられてほっとしました」と胸をなでおろし、山本さんは「清らかな気持ちで、人に気配りなどができる一年になれば」と話した。
社殿と八幡宮には紅白の算木餅が、松竹梅の枝と共に供えられ、多くの人が参拝していた。
(由本裕貴)
豊川市一宮町の三河国一之宮・砥鹿神社(岩崎和夫宮司)で8日、年頭の祭典「弓始祭」(ゆみはじめさい)が行われた。
社殿前で行われる奉射神事で、鯛(たい)が掛けられた鯨幕に「鬼」に似た字が書かれた的をつるし、黒木の弓で放つ白羽の矢で射止めて一年間の邪気を振り払うもの。
神職や初詣客が見守る中、県弓道連盟豊橋支部の錬士5段の山本伸郎さん(61)と、教士6段の町屋大輔さん(36)が交互に2本ずつ矢を放ち、合わせて3本が的を射た。静かに見守っていた人たちからは拍手が送られた。
2人は「無事に終えられてほっとしました」と胸をなでおろし、山本さんは「清らかな気持ちで、人に気配りなどができる一年になれば」と話した。
社殿と八幡宮には紅白の算木餅が、松竹梅の枝と共に供えられ、多くの人が参拝していた。
(由本裕貴)