東愛知新春書展が開幕
東三河を代表する書道家93人が会派、流派を越えて出品する「第19回東愛知新春書展」(同書展運営委員会主催、豊橋市教育委員会共催、東愛知新聞社など後援)が8日、豊橋市美術博物館で開幕、初日から大勢の来場者でにぎわった。
東三河を代表する書道展の1つで、同館1階の1~3室をすべて使う。
長年東三河の書道界をけん引してきた鈴木瑞象さん、権田穂園さん、村田華穂さんらは、大ベテランらしい風格ある作品を出品。鈴木さんは「臘破春闌」を躍動感あふれる力強い文字で表現、権田さんの「白楽天詩」は2つの額を1つにした大作で迫力満点、村田さんの「良寛のうた」は、すべての無駄をはぶいた味わい深い作品だ。
このほか、大竹翠葉さんは「月の沙漠」の歌詞をていねいに、デザイン書でも活躍する鈴木愛さんは「筆」の1文字を大胆に書いた。篆刻作品も充実しており林田虎峰さんは「雷轟電轉」と「森羅萬象」をさまざまなパターンで表現して、「同じ文字でもこんなに違うのか」と来場者を驚かす。
多彩なジャンルの書作品が一度に見ることができるのも魅力で、淡墨で流れるような筆跡が魅力の鈴木翠軒流をはじめ、平安時代の雅な雰囲気を堪能できるかな、大きな文字が迫力満点の少字数、読みやすい文字で書かれた近代詩などが並ぶ。
入場無料、13日まで。来場者には出品者全員の顔写真と作品を掲載した新聞を無料配布する。
(竹下貴信)
東三河を代表する書道家93人が会派、流派を越えて出品する「第19回東愛知新春書展」(同書展運営委員会主催、豊橋市教育委員会共催、東愛知新聞社など後援)が8日、豊橋市美術博物館で開幕、初日から大勢の来場者でにぎわった。
東三河を代表する書道展の1つで、同館1階の1~3室をすべて使う。
長年東三河の書道界をけん引してきた鈴木瑞象さん、権田穂園さん、村田華穂さんらは、大ベテランらしい風格ある作品を出品。鈴木さんは「臘破春闌」を躍動感あふれる力強い文字で表現、権田さんの「白楽天詩」は2つの額を1つにした大作で迫力満点、村田さんの「良寛のうた」は、すべての無駄をはぶいた味わい深い作品だ。
このほか、大竹翠葉さんは「月の沙漠」の歌詞をていねいに、デザイン書でも活躍する鈴木愛さんは「筆」の1文字を大胆に書いた。篆刻作品も充実しており林田虎峰さんは「雷轟電轉」と「森羅萬象」をさまざまなパターンで表現して、「同じ文字でもこんなに違うのか」と来場者を驚かす。
多彩なジャンルの書作品が一度に見ることができるのも魅力で、淡墨で流れるような筆跡が魅力の鈴木翠軒流をはじめ、平安時代の雅な雰囲気を堪能できるかな、大きな文字が迫力満点の少字数、読みやすい文字で書かれた近代詩などが並ぶ。
入場無料、13日まで。来場者には出品者全員の顔写真と作品を掲載した新聞を無料配布する。
(竹下貴信)