陸自豊川駐屯地で新成人隊員祝う記念行事

　陸上自衛隊豊川駐屯地で８日、新成人隊員らを祝う記念行事が行われた。
　新成人48は１人ずつ登壇し、各部隊の先輩や後輩隊員を前に大きな声で抱負を述べた。一発芸を披露して笑いを誘う隊員もいるなど、個性あふれる自己紹介となった。同駐屯地の「三河陣太鼓」からは「祝い太鼓」で祝福された。
　第10特科連隊兼駐屯地司令の伊藤久史１等陸佐は「これからの人生を有意義にするためにも、今の若さを生かし、いろいろなことに失敗を恐れず挑戦し、自分の可能性を広げてもらいたい」などと激励。何事も勇気を持ってチャレンジし、イノシシが突き進むように前進し、またいろいろな物を食べるイノシシのように多くのことを吸収し、実りある１年にしてほしい」とエールを送った。
　新成人を代表し、第10特科連隊第２大隊本部管理中退の陸士長・松渕健也さんは「立派な自衛官、そして社会人になるために、日々努力を惜しむことなく、それぞれの目標に向かって邁（まい）進する」などと誓いの言葉を述べた。
（由本裕貴）