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豊川市ふるさと納税で保育園にエアコン設置

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 豊川市がふるさと納税を活用したガバメントクラウドファンディングで資金を集め、市内の保育園にエアコンを設置するプロジェクトは、募集開始から1カ月を経たずに支援金が210万円を超えた。地元企業も支援に乗り出すなど、助け合いの輪が広がっている。
 国内最大級のふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」で昨年12月19日で募集を始めると、年末年始も多くの支援が寄せられ、10日午後2時現在で92人から総額210万3600円が集まっている。3月15日までの期間で300万円を目標としており、すでに達成率が70%を超えた。
 昨夏話題となった猛暑への対策で、豊川市は東三河では先進的に小中学校への空調整備を進めており、今年夏までに全校で完了する予定。2020年度までには、公立25園の設置率が23%にとどまっている保育園すべての保育室への設置も目指しており、多額な費用の一部をふるさと納税という形で募っている。
 プロジェクトには市内外からの個人だけでなく、大手切削工具メーカーのオーエスジー、吉田塗装店と市内の企業も10万円以上を支援。サイトでは支援者らによる応援メッセージも紹介されており、「『子育てするなら豊川市』を応援します」「正しい制度の使い方だと思います」「私の娘も来年度から保育園に通います。他人事でいられなくなり、わずかでありますが寄付させていただきます。この集まったお金で豊川市の保育園児たちが快適に過ごすことができるようにお願いします!」などの意見が寄せられている。
 納税者には返礼品はないが、個人が2万円を納めた場合は税控除から実質2000円の負担額で支援できる。企業も市ホームページでの企業ロゴマーク掲示といったメリットもある。
(由本裕貴)

 豊川市がふるさと納税を活用したガバメントクラウドファンディングで資金を集め、市内の保育園にエアコンを設置するプロジェクトは、募集開始から1カ月を経たずに支援金が210万円を超えた。地元企業も支援に乗り出すなど、助け合いの輪が広がっている。
 国内最大級のふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」で昨年12月19日で募集を始めると、年末年始も多くの支援が寄せられ、10日午後2時現在で92人から総額210万3600円が集まっている。3月15日までの期間で300万円を目標としており、すでに達成率が70%を超えた。
 昨夏話題となった猛暑への対策で、豊川市は東三河では先進的に小中学校への空調整備を進めており、今年夏までに全校で完了する予定。2020年度までには、公立25園の設置率が23%にとどまっている保育園すべての保育室への設置も目指しており、多額な費用の一部をふるさと納税という形で募っている。
 プロジェクトには市内外からの個人だけでなく、大手切削工具メーカーのオーエスジー、吉田塗装店と市内の企業も10万円以上を支援。サイトでは支援者らによる応援メッセージも紹介されており、「『子育てするなら豊川市』を応援します」「正しい制度の使い方だと思います」「私の娘も来年度から保育園に通います。他人事でいられなくなり、わずかでありますが寄付させていただきます。この集まったお金で豊川市の保育園児たちが快適に過ごすことができるようにお願いします!」などの意見が寄せられている。
 納税者には返礼品はないが、個人が2万円を納めた場合は税控除から実質2000円の負担額で支援できる。企業も市ホームページでの企業ロゴマーク掲示といったメリットもある。
(由本裕貴)

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カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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