ルートイン新城がオープン

　ビジネスホテルの「ルートイン新城」が１１日、新城駅近くの新城市的場にオープンした。鉄骨７階建てで、全１８４室、総収容人数は２７２人。敷地内に居酒屋「まぐろダイニング美蔵新城店」も１５日にグランドオープンし、宿泊と同時に、地元の居酒屋需要も取り込む。
　ルートインジャパン（東京都品川区、永山泰樹社長）が展開するビジネスホテルで全国２９８店舗目。東三河では豊川、豊橋に続く３店舗目となる。
　同社によると、宿泊施設が少ない新城市のような人口規模の他地域でホテルを開業すると、新たな需要が開拓できるケースが多いことからオープン。行政からのホテル誘致も後押しした。車で新城地域をまわる営業マンや、建設会社の作業員などの法人需要をはじめ、スポーツ団体、観光客の利用を見込む。
　また敷地内の居酒屋は、まぐろが自慢の店。近隣の忘年会などのニーズをくみ取る。
　永山社長は「豊川の利用者の中には、目的地が新城や奥三河のケースも多い。豊川が満室になることもあり、新城でも多くの方が利用していただけると期待している」と話す。
　ホテルは大浴場を完備し、バイキング朝食は宿泊者には無料（通常１０８０円）で提供する。オープン記念キャンペーンとして２月１１日まで、通常シングル６０００円、コンフォートシングル６５００円で宿泊できる。一方で居酒屋は、飲み放題プランを４０００円から用意する。
　予約・問い合わせは、ホテルは（０５０・５５７６・８０８０）、居酒屋は（０５０・５５７６・８０１０）へ。
(竹下貴信)