あかばねロコステーションに切り花販売店
田原市赤羽根町の道の駅「あかばねロコステーション」に12日、田原産の切り花を販売する「ロコフラワーマーケット」が開店した。日本一の産地で作られた田原の花を購入できる店舗で、観光客らへのPRとともに、市や生産者らは「フラワービジネスの発信拠点」として位置付けている。
市町村別の農業産出額(2016年度)によると、田原市の花は311億円で断トツの全国一。生産された花は関東や中京などの市場に流通し、小売り店では野菜などと違い、産地を明示して販売していないため、田原の花を買いたくても購入できず、PRや消費の面が課題となっている。
このため、市やJA愛知みなみ、生産者が、田原産の切り花を扱う店舗の開設に協力。生産者は新たな売り方を模索しており、「自分の花の反応を知ることもできる」と賛同した。
市がロコステーション内の南側、広さ28平方㍍を国の交付金を活用して788万円で改装。温度や湿度を管理でき、室温は切り花に適した適した18~20度に保てるようにした。
市場に出せる高品質で、生産現場が近くて直接仕入れるため鮮度が落ちず新鮮な上、“産地価格”の手軽な価格。「プレミアムブランド」と名づけた。
現在はバラ(1本300円)やマム(240円)ガーベラ(180円)ダリア(400円)スイートピー(100円)など切り花を主に10種類ほどそろえていて、1本から買える。
従業員の松本恵美さんは「華やかな花があるだけで気持ちが明るくなります。潤いとゆとりを感じてもらえれば」と、花のある生活を呼び掛けている。
乾燥機も購入しており、今後、ドライフラワー作り、フラワーアレンジメント体験なども計画し、ロコステーションの「フラワービジネス発信拠点」を目指す。
(中村晋也)
田原市赤羽根町の道の駅「あかばねロコステーション」に12日、田原産の切り花を販売する「ロコフラワーマーケット」が開店した。日本一の産地で作られた田原の花を購入できる店舗で、観光客らへのPRとともに、市や生産者らは「フラワービジネスの発信拠点」として位置付けている。
市町村別の農業産出額(2016年度)によると、田原市の花は311億円で断トツの全国一。生産された花は関東や中京などの市場に流通し、小売り店では野菜などと違い、産地を明示して販売していないため、田原の花を買いたくても購入できず、PRや消費の面が課題となっている。
このため、市やJA愛知みなみ、生産者が、田原産の切り花を扱う店舗の開設に協力。生産者は新たな売り方を模索しており、「自分の花の反応を知ることもできる」と賛同した。
市がロコステーション内の南側、広さ28平方㍍を国の交付金を活用して788万円で改装。温度や湿度を管理でき、室温は切り花に適した適した18~20度に保てるようにした。
市場に出せる高品質で、生産現場が近くて直接仕入れるため鮮度が落ちず新鮮な上、“産地価格”の手軽な価格。「プレミアムブランド」と名づけた。
現在はバラ(1本300円)やマム(240円)ガーベラ(180円)ダリア(400円)スイートピー(100円)など切り花を主に10種類ほどそろえていて、1本から買える。
従業員の松本恵美さんは「華やかな花があるだけで気持ちが明るくなります。潤いとゆとりを感じてもらえれば」と、花のある生活を呼び掛けている。
乾燥機も購入しており、今後、ドライフラワー作り、フラワーアレンジメント体験なども計画し、ロコステーションの「フラワービジネス発信拠点」を目指す。
(中村晋也)